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夜明けの宗谷岬で野生のアザラシを探す~2022年5月北海道日本海側アザラシ紀行⑦~

北海道アザラシ旅行の3日目続きです。前日の抜海港の様子は↓から。

前日、天売島から稚内に移動してきましたが、この日は朝一番のフェリーで礼文島に渡る予定です。

今回乗る予定の礼文島行きフェリーの初便は朝6:30に稚内港を出港します。泊まっているホテルからフェリーターミナルまで車で5分ほど。なので5:30くらいに起きれば余裕で船には間に合うのですが、5月×稚内×エクストリームなアザラシ旅中であるこの日の起床時間の正解はAM2:30です。

稚内の5月の朝は早く、日の出時間はAM4:00頃。フェリーに乗る前にひとっ走りして、北海道の海から昇る太陽を見て、朝の海で野生アザラシ探しをしようと思います。

寝坊しながらも出発

が、この日は少し寝坊してAM3:00近く。宿の外に出たら、空が白んできていました。

この朝は宗谷岬方面を目指すことにしました。ほぼ無人の早朝の稚内市街を抜けていきます。天気はとても良さそう。

宗谷岬に着く前に太陽が昇ってきてしまいました!

夜明けの宗谷岬

宗谷岬ちょい手前から、宗谷岬に昇る太陽。左側の三角形が最北端のモニュメント。右側の電柱や街灯のような構造物は国道238号。国道沿いにあります。

日本最北端の碑の夜明けです。

朝日の中のマミリン像。樺太探検に出かける前の気概がにじみ出ていそうなお姿。

日本最北端の碑と間宮林蔵像の正面。こっちから撮ると普通。

太陽が完全に昇ってきたので、宗谷岬で遊ぶのはこれくらいにして、アザラシ探しに出かけます。

早朝の海でアザラシ探し

、、、それにしても、この日は天気はとても良いのですが、前日に引き続き、素晴らしく風は強く、波も高く、若干泣きたくなります。宗谷岬付近の海はこんな具合です。

宗谷岬付近では波が穏やかな時には浅瀬に転がるアザラシがいるときもあるのですが、この日は転がるアザラシはいなさそうです。波間を泳ぐアザラシを探すモードに切り替えます。

、、、ほどなく波間を泳ぐアザラシを発見。宗谷岬付近はアザラシが多いのであっさり見つかりますね。

ゴマフアザラシが何頭かいるようです。画面中央左側に2頭。右側にも2~3頭写っています。

こっちの写真↓のほうが分かりやすいかな。

波が高くてもたくましく泳いでいました。波高くて風強くても彼らにとっては普通のこと。

背景の高波が風で吹き飛ばされている様子からもこの日の天気の凄まじさが分かります。

もともと宗谷岬付近は浅瀬の幅が広くて、陸からアザラシは遠めなのですが、この日は天候条件も良くなかったためかアザラシはとても遠くに感じました。

宗谷岬周辺の沿岸にはロシア語表記のゴミもたくさん落ちています。

北海道・稚内とロシアの近さを感じますし、ウクライナ情勢を鑑みると複雑な気分。アザラシたちは国境など気にせず行ったり来たり交流しているとは思いますが。。。

礼文島行きのフェリーの時間もあるので、小一時間ほどアザラシたちを眺めたら、稚内市街に戻って、フェリーターミナルに向かいます。

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