?本日は早朝に流氷砕氷船のガリンコ号に乗って流氷を見たあと(流氷の様子はこのページの下部に掲載しています。)、昨日に引き続きセンターを訪問します。
本日は3連休の中日。センターは昨日以上のお客さんでにぎわっていました。
柵越しにたくさんのお客さんがアザラシたちを見ていました。この日はテレビの取材班も着ていたようです。この写真の真ん中に写っている方はテレビカメラを担いだカメラマン。
センターのアザラシはいつも通り。
のんびり転がったり泳いだりしていました。
この日は気温が高く、風もほとんどなかったので昨日よりあたたかく感じました。アザラシたちの中にもこのようにプールから出て転がっているのがいました。
短い前あしと眠そうな顔が素敵。
これはメスゴマフのキテです。
これもキテ。彼女はずっとこの位置で寝転がっていました。
こちらのプールではアゴヒゲアザラシのアサと
アタックが並んで転がっていました。
アサとアタック。
動画(598KB)
アタックを正面から見たところ。
体の左右で柄が違いますが、
向かって左側半身は乾いていて、右側は濡れています。
動画には流氷祭りの放送の音が入っています。
アタックの濡れている側半身です。
乾いているところは毛羽立っています。
転がるアサ。
入場して程なく10時半の給餌解説が始まります。このときの解説は私が今まで見たセンターの給餌解説で一番多いお客さんが入場していたかもしれません。テレビ局も取材をしていました。今回の給餌解説はオスのゴマフ。
動画(2.62MB)
オスゴマフの一頭がお客さんをかき分け
隣のプールにいるアタックにちょっかいを出しにやってきました。アタックも一緒になってぶーぶー鳴いていました。動画は給餌解説前のオスゴマフと転がるキテの様子。この写真のシーンは入っておりません。
オスゴマフはお客さんに寄りかかったりしながら戻っていきました。寄りかかられたお客さんはびっくりされていました。とっかりマニアなら垂涎の体験かもしれませんが(^^)
こちらはオスゴマフのアタック。
アタックは目が悪く喧嘩っ早い性格のせいか、オスゴマフプールとは違うプールに隔離されています。
動画(469KB)
アタックの顔。乾くと毛のもふもふ具合がよくわかります。
動画(363KB)
体を左右に振りながら様子をうかがうワモンアザラシのこむすび。
管理人のどうでもいい戯言が入っていたので音声は消してあります。
さて、何回かこのサイトを訪問してくださる方にとっては昨日とこの日のコーナーを読んで、”やつ”の写真が一枚も無いことに違和感を覚えるかもしれません。それには諸事情が…。
今回、コムケの写真はこれと右の写真の2枚のみ。(おそらくこのいかつさから8割くらいの確率でコムケだと思いますが、職員さんに名前を聞いたわけでも無いので間違っていたらすみません、コムケに間違われたメスゴマフもごめんなさい。)
これもおそらくコムケ。
今回コムケの写真が無いのはですね、給餌解説にメスゴマフが出て来ていなかったからです。
昨日・本日と連休でセンターは混雑しており、臆病なアザラシが多いメスゴマフは給餌解説をしてもあまり出てこないので、オスを出しているそうです。コムケは混雑していても餌さえあれば出てくるそうですが(^^;
コムケに近づきたい方は混雑していない日を狙ってください。
動画(764KB)
これはこのコーナー上部の写真で寝転んでいたメスゴマフのキテ。短い前あし腹を掻く様子の動画です。おケツ近くの背が禿げているのは何ででしょう?(^^;
キテは現在、メスゴマフの体重チャンピオンで100kgオーバーだそうです。ちなみに食いしん坊コムケは95kg。コムケは86kgくらいまで落ちたそうですから再度だいぶ重くなりました。冬ですし。
動画(1.31MB)
手前がキテ。
後ろのメスゴマフに比べてもやはりでかかったです。
遠足?の小学生の子達もやってきて賑やかでした。
ゾウアザラシの彼も元気そうでした。
アザラシ像は休憩所脇に一体、
門外に一体と別々に配置されていました。
ここからは早朝のガリンコ号に乗って見た紋別沖の流氷の様子です。
出航は午前6時。この季節はまだ夜明けまです。
出航前にとっかりセンターを覗きに行きました。
オスゴマフだと思いますが時々ぶーぶー鳴いていました。
薄暗い中、出航します。
この日、紋別沿岸には流氷は着岸していなかったので沖合いにある流氷帯を目指します。
徐々に流氷が近づいてきます。
出航後25分くらいで流氷帯に到達しました。
写真に写っているのは蓮氷と呼ばれる丸っこい流氷です。
ついに流氷ですー。
もちろんくそ寒い中の見物です。
気温は-5度くらいですが、ガリンコ号が走るので風が強く、そっちのほうが辛い。
動画(1.26MB)
このようなでかい氷はガリンコ号がガリガリしてくれます。
動画(1.42MB)
陸のほうを振り返るとこのような状態。
アザラシは転がっていませんでした。
風が強いので音声は消しました。
動画(3.67MB)
徐々に夜も明けますが、天気は曇り模様で太陽を見る事はできませんでした。
20分くらい流氷帯をうろうろしたあと港に戻ります。
流氷さんさようならー。
港内も薄い氷が張っていました。
ガリンコ号です。手すりも凍り付いています。
ガリンコ号のスクリュー。
アルキメディアンスクリューというそうな。
一昨年・昨年と流氷シーズンに紋別に来たのに流氷を見ることができなかったので、今回は何とか流氷を見ることができてよかったです。残念ながら流氷の上に転がるアザラシを見ることはできませんでしたが、次に来る理由として残しておきます。
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