先回のエントリに続き、うどん県にある新屋島水族館の様子です。
新屋島水族館では、ゼニガタアザラシのライブイベントを一日に二回ほど開催しているようです。2009年の訪問の際は見なかったのですが、今回はこのイベントを見るのも訪問の目的の一つ。しっかりと見て参りました。
結果から言うとこれが大正解でなかなかクオリティの高い満足感の高いものでした!
まずライブイベントが職員さんが客とフラットな位置に立ってイベントが始まります。ですのでライブ感が高い。こんなに職員さんと客が近いのはとっかりセンターくらいしか思い当たらない、、、というくらいフラットなのです。この一体感?親近感?がものすごく良い。小さい施設だからこそできることです。
まずはアザラシの挨拶ということで短い前足で水面をバチャバチャやっています。
続いて職員さんはプールの高台に移動し、アザラシたちに指示。プールの円形部分(ご縁水槽と呼ぶそうな)にアザラシをくぐらせます。イベント以外の時はアザラシはあまりこの円形部分を潜ることはないのですが、職員さんの指示でいとも簡単にこの中に潜り込んでいました。
ご縁水槽を泳ぐアザラシ。この水槽、上面に開口部がなく、空気を吸う(水面に行く)には一回水底に向かって潜り込んで下から抜けなければなりません。重力にしたがって上に行ったら開口部がなく、空気が無いというのは、結構怖いような気もしますが、アザラシたちは気にする様子はなかったです。
職員さんの指示により、ご縁水槽の中でアザラシ同士ぶちゅっとやってます。ちゃんとオスのかいうとメスのみうです。先日の海の中道以来、アザラシどものこの手のシーンを見ることが多いような気がします。
しかし、ショーのテクニック的には(私は完全な素人ですが、、、)アザラシを開口部がなく、指示を出す人間からも遠くなるご縁水槽に相対するように入れて、ぶちゅっとさせるのを仕込むのは案外難しいような気もします。よく仕込んだなぁとこの時点で感心しましたが、まだまだ新屋島のアザラシはこんなものではありませんでした。
ご縁水槽の次は、プールの陸上部分でアザラシを立たせる。
次は傘を持たせる。解説ではアザラシが野生化では何かを前足で挟んで持つことはほとんど無いとおっしゃっていましたが、確かにショー的なイベントを除いて、つまり人間に仕込まれたもの以外ではあまり見たことが無い。新屋島は傘という持つところが細くて、上に傘のビニール部分がついているというバランスの悪そうなものを持たせるので、なかなかの大技のようです。
しかし、ここまでの写真で見て伝われば幸いですが、ここの職員さん本当に楽しそうにアザラシたちといろいろ技を披露をされます。見ていて和みます。
またプールの前のお客さんのほうに職員さんが降りてきて目の前で指示を出しながらイベントは続きます。
アザラシと職員さんと3人で、子供達をとりこにしました、の写真↓(^^)
アザラシ、高速で回る。手なずけているなぁ。。。
抱き合っているアザラシ。これも何気ないですが1頭ずつ違う指示を出し、かつあまり動きの少なく細かなポーズ・動作を指示して完成させるわけですので、これも見た目の印象以上に難しい技な気がします。
イベント最中のワンシーン、なかなか鋭い目で職員さんを見るアザラシ。次の指示を待っているのか、餌をねだっているのか・・・。
ちょっと長くなってきたので、この辺で一回区切ります。
新屋島のアザラシライブショーの様子は次回エントリでも紹介します。
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