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大西洋の朝陽とラプラタ川の夕陽 プンタ・デル・エステにて~ウルグアイ旅行記3~

さて、ウルグアイの首都・モンテビデオにやってきましたが、先回のエントリーの通り、首都を飛び出すことに。まずはモンテビデオから東へ130km、バスで2時間弱のプンタ・デル・エステという小さな街までやって参りました。この街は小さな半島の先にあり、そしてこの半島を境にして西側がラプラタ川河口、東側が大西洋となるようです。日本の国土の感覚だとどっちも大西洋でいいじゃない、、、というようなスケール感なのですが、wikipediaによると、”プンタ・デル・エステ”というのはスペイン語で「(ラ・プラタ川の)東の岬」という意味とのことなので、そんなこと言うとこの街の名前を否定することになります。と、文字で書いても分かりにくいので下の地図をご確認ください。

 

さて、まだ暗い早朝にプンタ・デル・エステのホテルで目覚めたら、空には星が出ており、雲が高そうなので、海岸まで日の出を見に行くことにしました。ホテルから5分ほどで大西洋側の海岸に。コンクリートに腰を降ろして夜明け前のほの明るい海を眺めます。ゴミひとつ落ちていない美しい砂浜の上で海鳥が波打ち際で遊び、穏やかな波が打ち寄せてくる中、太陽が力強く上がってくる様子は楽園のようでした。


大西洋の夜明けです。太陽が上がると一気に暖かくなり、お天道様のありがたさを感じます。南米でこんな気分になるとは思わなかった。

プンタ・デル・エステの象徴、砂浜にある手のモニュメントにも朝陽が当たります。

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そしてこの街の面白いところは美しい朝陽と共に夕陽も見られる街であること。南米大陸から南に突き出した半島であるためです。

 

夕刻、大西洋の反対側、ラプラタ川河口側の砂浜に座っていると、モンテビデオ方向に沈む美しい夕陽が見られました。

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さて、プンタ・デル・エステは、南米有数のリゾート地。夏になるとブラジルやアルゼンチンの富裕層が遊びに来るようで、その方々向けのホテルやマンション、飲食店やショッピングするお店等々があるのですが、冬はひっそりして若干物寂しい雰囲気が漂っています。
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昼に変わった海鳥でもいないかと、波打ち際を散歩したのですが、鳥はともかく、人は少なく物寂しい。しかし、このゴミが全く落ちていない砂浜に感心してしまうのは日本人の悲しい性。多分人口も少なく大きな街から離れているので、漂着するゴミ自体が少ないと思いますが、街自体がリゾート地として清掃を徹底しているようでもあります。ただただ綺麗な砂浜というだけで羨ましい。

変わった鳥といえば、砂浜にこんなものが。。。

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あまり趣味の良い写真ではないですが、ペンギンのご遺体。プンタ・デル・エステは南緯35度くらいで、そこまで高緯度つまり南極近くの場所ではないのですが、この辺りにも野生のペンギンが生息しているようです。

次回のエントリーではプンタ・デル・エステ滞在で最も楽しみにしていた”海獣記”というタイトルに相応しい様子を紹介しようと思います。

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