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書斎の使い勝手を改善したい。有孔ボードで壁面収納を設置する妄想~2畳書斎DIY改造計画①

私の根城は2畳に満たない2畳の書斎。このサイトの更新作業もこの小さな書斎から行っています。この書斎は団地を購入してリノベーションしたときに造りまして、書斎の紹介コーナーはこのサイトでも結構な人気ページで、そういえば小さな記事で男雑誌に載ったこともありました。

404 NOT FOUND | 海獣記
アザラシなどの海獣たちに蒸し暑い眼差しを注ぎ続けています

書斎紹介ページをご覧くださる方が多いのはありがたいことですが、一方で実際に3年間住んでいる身としては、施工前に思いが至らなかったちょっとした使いにくさや、住んでいる時間が重なっていくうちに感ずる不満もチラホラ出てきていました。

入居後の書斎に不満点を持つようになった…

書斎は、滞在時間のほぼ全ての時間でメインPCであるデスクトップPCの電源が入っていて、パソコン作業が多いという使い方。私のパソコン作業内容は一眼レフカメラの写真の整理や加工、wordの文書作成、調べ物やこのサイトの更新、時には買い物、、、、といった具合です。

↓は過去の書斎紹介にも使用している住んで間もない頃に写した写真。


竣工直後ではないので、ある程度生活感も出ているのですが”撮影用の写真”であって普段はもっと雑然としています。使い勝手が悪いところもあり、張り切って書斎を作ってみても、住んでみると住む前は思い至らなかったね、、、という点も。以下はそんな書斎に対する不満点です。

 

管理人
ぴぃすけ
  1.  デスクトップパソコン作業時には、ノートパソコンや一眼レフカメラやコンパクトデジタルカメラ、携帯電話、その他周辺機器との連携作業が生じます。USBケーブルなどでPCと機器をつなぐのですが、その結果、机上にパソコンと周辺機器の接続コードや充電するコード、リモコンなどが散乱する&いちいち片付けるのも面倒という状態になりがちです。
  2. 書斎での作業のメインはPCですが、たまに手書きの書類を作ります。↑の写真のとおり、机上には収納スペースは設けておらず、書き物をする文房具は机の隅においてある無印良品の後付け引き出しに入れているのですが、このちょっとした距離の文房具の出し入れが面倒です。なので文房具は机の上に出しっぱなしになりがち。ボールペンの他、定規、ボンド、粘着テープ、はさみ、消しゴムなどが散乱していることも・・・。
  3. 2と似ていますが、ちょっとした工具などの置き場所がなく、工作の際には書斎の外に置いてある工具を取りに行っています。これがまためんどくさい&片付けも面倒で工具も机の上に出しっぱなしがちになる。
  4. カメラ関係の話です。メインで使用している一眼レフカメラの7DMarkⅡをはじめ、交換レンズ、サブのコンパクトデジタルカメラ、充電池やフィルターなどのちょっとした機材を含め、撮影機材は机の下にある防湿庫に入れています。最近知恵をつけて書斎にも侵入してくる1歳半の娘にいたずらされないように防湿庫に鍵をかけているせいもあり、ここから物を取り出したり片付けたりがとても面倒。なので最近はカメラ機材も机の上に出しっぱなしになりがち。一方で家の中でリラックスした娘の表情をささっと撮影したくなることもありますし、ちょっとしたお出かけの時にもカメラを持っていけるように、カメラはぱっと取り出したいという思いもあります。全部の機材は無理としても7DMarkⅡ本体とよく使うレンズとフィルターくらいはストレスフリーで取り出したい。

  5. 1~4があいまって、机上がカオスになっています。
  6. ↑写真に写っているモニタの上の棒の吊るし収納もごちゃごちゃしてきた&物が増えており崩壊の危機を迎えている。
  7. 特に書き物や工作をする時ですが、手元に明かりが欲しい時の補助光源がない。邪魔にならない程度で場所を変えられるようなシンプルな電気スタンドが欲しい。

 

要するに1~6は暮らしているうちに机上にモノが増えてきた&私のズボラさからの不満ではあるのですが、自分の書斎くらいは必要な物をワンアクションくらいで取り出せて、しまえるような使い勝手にしたいと思います。そして頭の中で改造の妄想を繰り広げ、これらの問題を解決するための結論が有孔ボードの導入なのです。

有孔ボードって何だ?

さて書斎の使い勝手を改善するために私が導入しようと思ったのが有孔ボード。一応紹介するとベニヤ板などの板に等間隔に穴が打ってあるボードですね。こんなやつ。↓


ペグボード、パンチングボードとも呼ばれるようです。この穴にフックや木釘を打ち込んで、物を吊ったり、棚を造作したりします。最近のDIYによるオサレ収納造作界隈でも定番となっている材料です。これを使った壁面収納はおしゃれで人に見られても美しい、いわゆる「見せる収納(センスがよければ、、、という前提になりますが)」というずぼらな私にはぴったりな収納も出来ます。材質も木(木製でもペイントされている物から写真のような木目がそのままの物も)、アルミやアクリルなどいろいろです。

今回思いついた書斎の改造では、この有孔ボードを書斎の本棚以外の空いている壁面に張り巡らせて、収納力や使い勝手を向上させることで、上の不満点を解決しようと思います。

どのような規格の有孔ボードを選ぶべきか

実際に施工する前に、私も有孔ボードを選ぶに際して、どのような有孔ボードを選ぶべきかは、とても悩みました。

悩みどころは有孔ボードの穴の間隔(ピッチ)と穴の直径。一口に有孔ボードといってもこれが統一規格ではないのです。まず隣同士の穴の中心間の間隔。メジャーな規格では30mmと25mmのものがあります。


(↑写真では穴の中心から隣の穴の中心まで25mm。ピッチは25mmです。)

大雑把に言って25mmはアメリカ規格。有孔ボードの本場のアメリカだけあって、このピッチに合うフックの種類は豊富。30mmは日本規格なので使用可能なフックは少なめだそうです。私が選んだのは25mmのボード。なぜなら当然25mmピッチの方が穴の間隔は狭く、より微調整した収納が出来そうなので。まぁフックの種類が豊富そうなアメリカ規格を選んでおいて損をすることもないでしょうし。

穴の直径はメジャーなものでは5mmか6mm。有孔ボードのフックは直径5mmに対応したモノが多いので、フックを多用するなら5mmがスタンダードか。木ダボを活用するなら、ダボの直径の既製品の最小規格は直径6mmですから、6mmの有孔ボードを考慮してもよいかもしれません。私の場合、フックを使う可能性もあり、それならフックの品揃えが良い5mmの方が良いと思ったのと、木ダボは既製品が無くても自作すればいいや、と思ったので穴の直径は5mmのボードを選びます

あとはボードの厚さ。これも私が購入しようと思った木製のボードでも3mmから12mmくらいまであるようです。メジャーなのは5mm前後でしょうか。丈夫さ(厚いほうが頑丈で重い物を吊れる)と軽さ(当然薄いほうが軽い)とお値段(厚いほうが高い)のバランスで選ぶことになります。私はあまり重いものは引っ掛けないだろうな、ということで5mm前後の物を購入することに決めました!

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工事は夏休みの3日間でDIYで勝負することに。素人工事が上手く行くか甚だ不安で、どうなることやらですが、まずは材料を買いにお店に行くことにしました。

書斎改造DIYの続きはこちら!

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