先日、地下鉄に乗っていると、車内のディスプレーに何気なく映ったニュースに目を奪われました。
SONYのウォークマン発売40年の記念イベントです。
ウォークマン懐かし~!!
90年代に青春を過ごした少年達の心を奪った憧れのアイテムがSONYのウォークマンだったなと思います。私もカタログを眺めてはあれやこれや子供心に妄想していた覚えがあります。
ウォークマンは現在も新製品がバリバリ売られている商品でありますし、カセットテープのほかにも、CDやMD(これも既に懐かしいメディア!)のウォークマンも出たけど、やっぱりおっさんにとっては初期の頃のアナログのカセットテープの再生機であって欲しい。カセットテープ、最近のヤングは見たことがないはず。。。大学に入ったくらいを境にMDやさらにPCのmp3に移行していってしまったので、私の体感では2000年くらいから姿を消していってしまいました。
カセットテープのウォークマンはカセットテープの再生機に過ぎないのですが、デザインに特化したモデル、ひたすらシンプルに再生時間の向上を目指したモデル、ラジオや録音機能などの多機能モデル、耐久性をアップさせたモデルと、ウォークマンといいながらもいろいろラインナップがあったのも面白かったのです。そしてバブルの余韻というか、「今思えばその機能必要?という機能」や「いかにも故障箇所になりそうな機能やギミックが」に溢れていたのも少年心をくすぐっていました。
そんなウォークマンの歴代機種が237台も展示されるとはこれは見に行かなくてはならない、当時のエンジニアたちの熱い想いがを感じたい、、と思い、さっそく展示に行ってきました。銀座のSony Park。
Sony Parkは銀座駅直結なので便利便利。
中に入ってみると、おー、おされー。
シンプルなSONYのロゴ。誰もが知っているロゴ。このロゴの前にある箱の上には稼動するアナログテープ、CD、MDのいろいろなウォークマンが置いてあり、実機に触って音楽を聴けるのですが、それは後にして、やっぱり実機が237台並んでいる展示を見たい。
そのずらりとウォークマンが並んでいる展示は一番下の階にありました!
これは壮観。左上の青い機種が最初に出たモデルのウォークマン1号機「TPS-L2」ですね。1979年発売。私より年上の大先輩。
展示の傾向として左側が古めの機種で右に行くにつれ、新しめの機種のようです。70年代80年代のバブル時代のデザインから、90年代のモデルはデザインが、シンプルに、洗練されたなと思います。ボタンなどの各種部品の小型化も進んだと思います。
上段は90年代前半あたりのカセットテープのウォークマンかな??2段目、3段目あたりはDiscmanですね。CDウォークマンは当初はDiscmanという名前で売られていたのでした。私が中二病真っ盛りの頃はDiscmanという名前でした。懐かしい。
こちらはMDウォークマン。
こっちはウォークマン。カセットテープより正方形に近いフォルム。MDはSONYが開発した規格で主導となって普及を進めていたメディアです。
そしてこの辺りが私の中二病時代に出ていた90年代半ば~後半辺りのテープの機種。
まさに私が中学生の頃に電気屋さんやカタログで開きもせずに眺めていたに機種たち!実物を見るのは20年ぶりくらいですが、見ると思い出しますね、とても懐かしい。
ところで、、237機種のウォークマンたちがずらりとなっているこの展示ですが、丹念に見ても自分が持っていたウォークマンがいません。会場のお兄さんに聞いてみると、全ての歴代ウォークマンを展示しているわけではなく、SONY側が選んだ機種を選んでいるとのこと。
自分の機種がないのはちょっと残念ですが、これだけウォークマンを見ると、自分が愛用していたウォークマンを引っ張り出してきたくなりました。本体が壊れてしまったという記憶はないですし、数年前に見たのでどこか家の隅でひっそりと眠っていると思うのですが、まだ元気に動くだろうか?音は出せるのだろうか?と思いながら会場を後にしました。
お家に帰ったらウォークマンを取り出してあの頃を思い出したいな、、、と思わせる展示でした。
次回は我が家のカセットテープ仕様のウォークマンの発掘を試みたいと思います。
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