長かった北海道旅行。帰ってきて荷をほどいて、なに気なく荷を整理して、双眼鏡やカメラなどの光学機材をちゃぶ台の上に拡げていたら、こんな量になってしまいました。よくよく考えたら光学機材をこんなに持っていった旅もこれまでなかったな、、、と。(↓写真は携帯電話で撮影したものです。)
こんなに機材が多いのは海の中のダイビングから、登山、シマフクロウやシャチなどの野性動物の撮影といろいろやることがあったためです。しかも私と妻の二人分も用意していたので本当に大量。
ごちゃごちゃと写っています。
中央やや左にいる一眼レフは社会人2年目の夏のボーナスで買ったCanonのEOS40D。発売された頃はとても評判が高く人気があった機種ですが、なんせ7年前の機種でロートルもいいところです。昼間の撮影はともかく、今回の夜のシマフクロウでは高感度特性に限界を感じました。このカメラを使い始めて、初めていかんともし難い限界を感じました。これまではカメラの性能と言うより、私のへぼ腕がネックだったと思いますが。やっぱり高感度の画質は最新の機種の足元にも及びません。
その他、一眼レフ用に広角ズーム、望遠ズーム、中距離の単焦点レンズ一個を交換レンズとして持っていきます。レンズ交換がめんどくさくてあまり使いませんでしたが。
左に写っているのはCanonのPowerShot G12。これはダイビングの水中撮影用と陸上で一眼を出すのがめんどくさいときとちょっとした動画を撮りたいときに使います。
2010年から4年頑張ってくれましたが、この知床旅行で初の故障。。。肝心要のシャチを追っかけている最中にレンズが引っ込まなくなってしまいました。帰ってきてすぐにキャノンの修理センター行きです。
右上に写っている小さな黒いカメラは妻用CanonのPowerShot S90。小さいカメラですが、普通のコンデジよりワンランク大きいサイズのイメージセンサーを持ち、綺麗な写真が撮れます。正直なところ妻のS90は私の一眼レフより素敵な写真が撮れるのも多い。感性は大事だなと思います。これも5年間くらいの機種でもう3~4台くらい後継機種が出ているロートル気味になっていますが我が家ではまだまだ現役。
左上の透明プラの塊二つはG12とS90の防水ケースで、海に入るときカメラを入れておくケース。これがスーツケースのなかで微妙に場所を取り邪魔くさい。飛行機に持ち込むときは気圧の変化に気を使うし、防水のパッキンのゴムにほこりやごみがついて隙間から水が入ってこないか気を使うのがまためんどい。妻はこの手の事には全く無頓着なので、二つともメンテは私が担当します。
中央~右にケースに入っていますが小型の双眼鏡二つ。
私が使うのがPENTAX 双眼鏡 Papilio
妻が使うのはNikon 双眼鏡 スポーツスター
野性動物を見に行くとき双眼鏡は必携アイテムと私は考えます。カメラより重要です。肉眼の延長で近~中距離の動物をど迫力で動物を見るもよし、肉眼では見えないような遠くの動物を見つけることができます。今回の旅行でも双眼鏡がなければまずマッコウクジラは確認できなかったでしょう。(双眼鏡やその選び方についてはこちらでも書いていますので、よければご参考に。)
旅行の邪魔にならない小型で廉価な良質な双眼鏡を作る日本のメーカーに感謝いたします。
あとはこれらのカメラのバッテリーの充電器、予備バッテリー、フィルター、記録メディア、水中ライト、レリーズなどがごちゃごちゃと。写真に写っていない他の大物としては三脚もあります。
旅のスーツケースの3割くらいはこれら機材が占めていたかもしれません。気忙しいですが、旅先で「アレを持ってこなくて失敗した」という想いも悔しいものですから、必要そうなら持って行くことにします。今回の旅行ではみんなそれなりに使って帰ってまいりました。
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