先回エントリーでは2019年の夏休みの野望を書き連ねました。まぁ遠くに旅行に行くとか、秘境を一人で攻めるとか、そんな大それたこともないささやかな計画だったのですが。。。
今回はその結果報告です。
今年の夏休みは一番自宅から遠いところに行ったのが、有楽町!(=今の職場から数百mくらいの距離)、住んでいる横浜市と隣の川崎市にちょろっと行ったくらいでした。就職して以来、一番遠出をしなかった夏休みかもしれません。
その割に満足度は高かったので、遠くに行けばいいってもんじゃないな、と改めて思った夏休みでした(半分負け惜しみ?)
以下、事前計画に沿いつつ、やったことリストです。
事前計画に沿った行動
①娘のパスポート取得
これは夏休みの最初の日に行ってきました。言うことを聞かない(というよりわかっていない)2歳の娘のパスポート写真を父ちゃんと母ちゃんで何とか撮って現像して、父が代理申請してきました。。。ちび娘のパスポートを作るというのも、自分のパスポートを作るのとは違ってなかなか味わい深いものでした。↓が無事手にした引換証です。
横浜市は出来上がるまで6日くらいかかります。出来上がるころには夏休みは終わってしまいますが、出来上がるのを楽しみに待ちます。
②書斎の不用品の整理
これもがんばりました。娘と妻を送り出した平日の昼間、誰もいない家で撮影機材やダイビング機材などこまごました機材をひっくり返し、もう使わなそうだけどまだ使えるもの・手放してもいいと思えるものは写真を撮って、メルカリやヤフオクに登録する。地味~~~に手間がかかる黙々とした作業でした。黙々と作業しただけあり、だいぶすっきりしたので気分は良いです。
↓大風呂敷を広げて整理を開始したものの、広げすぎて縮小していけるのか不安に思い始めたころのシーン。
③PCのOSをWindows7からWindows10へのアップデート
私のメインPCは8年前に発売されたWindows7のPC。Windows7のMicrosoftのサポートが2020年1月14日に正式に終了予定です。なので、Windows7→Windows10にアップデートをいつかしなければと思っていたのです。
この作業も夏休みの初日の早い段階で完了していました。確かに作業に時間はかかりましたが、適当に長時間かかりそうな作業は私の就寝中に自動で頑張ってもらったので、大した手間もなくマウスのボタンをポチポチしてたらwin7→win10になっていたような感覚です。
↓マイコンピュータのプロパティ。
OSのアップデートをここまで拒んできたのは、古いパソコンで動いていたソフトが新しいパソコンで動かなくなったらいやだなと思ったからなのです。別に古いパソコンで自分がやりたいことはできているし!という超保守的老害思考だったのですが、ひとまず今のところ私が使っていたソフトでWindows10になってから動かなくなったソフトはないようです。案外動くもんだなーと関しております。
④先日のスイス旅の記録の整理など、サイト関係の作業
この旅日記作業も進みました!いや、欧州旅はまだブログの公開には至っていないので目に見える形にはなっちないのですが、旅記録で一番手間がかかる写真の選別&修正&リサイズ。文章を打つのは私の文章レベルで良いなら大した手間ではない。(上手下手はともかく)書く行為(キーボードをたたく行為?)自体が嫌いならブログなんてやらないですしね。あとはガシガシ書くだけです。
⑤昼から小粋な蕎麦屋で酒を飲む・⑥立ち食いそばの名店を訪ねる
この二つはやりきらず、、、でした。やってみたいのですが、とはいえ普通の平日有給1日休みでできるなと思うと、、あえて夏休みではやりませんでした。
⑦有楽町山手線ガード下の食安商店で昼間っから立ち飲み
これは行ってきました。職場から近いので通常の通勤定期で出勤ルートの電車に乗ります。ただし11時くらいの電車で。いつもの通勤時間帯の殺伐とした雰囲気のない電車で。
有楽町駅からJRの線路に沿って新橋方面に歩くとガード下にあるんですよね、食安商店!
平成どころか令和になっても昭和の雰囲気を醸し出す食安商店。店の中には古ぼけた日本酒の自販機。
↓ビールや酎ハイの自販機。暑い日だったのでわたしは日本酒ではなくこちらにしました。
このビールの自販機の右上には、免許証による年齢確認マシーンが。そういえば昔の一時期はありましたね、こんな機械。私が成人するころにはそもそも酒の自販機がほぼ絶滅していたので、私は使ったことがないけども。どういう仕組みで年齢認証していたのかな。そして財務省認定品だったのか。
平日の真昼間から立ち飲み。暑い日だったので、誘惑に負けて日本酒ではなくビールにしてしまったけど。。。”平日の有楽町の昼間から立ち飲みするダメ人間な自分”という雰囲気に酔ってきました。
ただ周りで酒類を飲んでいる人はほぼおらず。飲酒している客は1~2割くらい?ほぼ喫煙所状態だったので拍子抜けです。缶コーヒーを飲んでいる人が多かったかな。
⑧ほどほどに寝こけよう
会社に行く必要がないので、家族から怒られない程度にほどほどに寝坊したい。。。と思っていたのですが、寝こけると休みが何もせずに終わってしまうので、却っていつもより真面目に早起きをしていたような。
その他、見知らぬ街をふらふら歩いて、遠出をしなかった分のお金で自分への肥やしを買ったりする
遠出はしなかったけど、パスポートを作りに行ったりして、横浜市でもほとんど行ったことがないたまたま訪れた街や昔住んでいた街の平日のブックオフや古本屋を訪問し、ささやかに自分が欲しい本や探していたCDを購入したり。遠出をしなかったので、形が残る品を自分への肥やし!として何個か買ったりしました。
見知らぬ国へ:北杜夫(新潮文庫)
北杜夫氏の最晩年期の作品(というほどでもなく散文や書評といったほうがよいか)を集めた本の文庫本版。北氏の死後の平成27年に出た本で、掲載している作品もマニアックすぎる文庫本ですが、よくぞまぁブックオフで売られていたなと思います。
きっと北氏の熱いファンがこのブックオフの街にはいたのでしょう。
曲 GooD LucK(アルバム 「LADY GENERATION」収録):篠原涼子
もう一つ掘り出し物を紹介。私のリアル中二時代に出たCDをずっと探していたのです。当時は小室ファミリー全盛の時代。J-POPも独特の勢いと雰囲気があったとおっさんは思うのです。たいていの当時の音楽はデータ化されネットで聞ける時代になりました。
しかし、一曲だけ当時のCDという媒体で物理的に手元に置いておきたかった曲があるのです。それは篠原涼子氏の「GooD LucK」という曲。小室哲哉氏が作詞作曲です。この曲のCD媒体は珍しいものではなくシングルCDが200万枚(!)売れた94年発売の「恋しさと切なさと心強さと」のB面曲で、95年発売の篠原涼子氏のアルバム「LADY GENERATION」の8曲目にも収録されています。アルバムのほうも数十万枚単位で売れていました、確か。この歌は当時通っていた学校の学祭のフリーマーケットで売れ残った「恋しさと~」の8cmシングルCDを貰って帰って、聞いたところ、B面に収録されていた「GooD LucK」のほうがむしろ気に入ってしまったのです。曲の雰囲気がリアル少年時の心境にマッチしたのでしょうねぇ。
で、おっさんとなった今、当時の中二臭さに浸りたく、この曲を収録しているCDを探していたというものです。なので当時存在していなかったネットでデータ購入という形ではなく、やっぱり当時のCDを手にしたいなと。それも当時存在していなかったネット通販ではなく、対面店舗販売で見つけてやろうと思っていたのです。まぁネット通販で買ったら面白くないですし。
とはいえ急ぐでもなく、適当に、思いついたらブックオフのCD売場の最値引き商品コーナーにあたりを付け、のらりくらりと探してきました。
そして無駄に時間がある夏休みの平日。ついに見つけました!篠原涼子氏のアルバム「LADY GENERATION」です。8曲目にお目当ての曲が。
これもたまたま入った、いつもは絶対に行かないような街のブックオフで発見。300円くらいでした(^^)
何十年ぶりかに聞いた”GooD LucK”は当時と相変わらず心地よい中二感も漂わせつつも、当時の気分を呼び起こしてくれて余りのなつかしさで落涙しそうな・・・。10代のころに触れた音楽は何年たっても覚えているものだなと思いました。
この歌を聞いていたころは田舎で変なジャージとか来ている頃で、あのころは田舎の学校生活が全てで永遠に続くかのように思って暮らしていました。でも振り返れば確かに今の生活はあの頃につながっているわけですし、まさか振り返ってこんな人生になるとは、当時の私が思うわけもなく。そして歌詞の「見えない明日が自由であること あの頃の僕はわからず」という歌詞。またそこはかとなく、甘酸っぱいものがありますね。
夏休みっぽい感覚かな?
トラックボールの購入
ここまでくると夏休みが関係あるのかよくわかりませんが、PC作業の効率化のためずっと気になっていたトラックボールを購入しました。仲の良い職場の先輩が”マウスよりトラックボールのほうが操作性が良いよー”と話していたのを急に思い出して試したくなったのです。これは自分のPCの作業環境を整えようと勢いで購入。
購入したのはLogicoolのM570の並行輸入品。Logicoolを選んだのはこれまでのマウスもキーボードもLogicoolのワイヤレス製品をしているから。Logicoolのワイヤレス製品は独自の無線通信規格のunifyingレシーバをUSBポートに挿して使うのですが、このレシーバーがすでに私のPCには導入されており、長年安定して動いていること、またトラックボールが使いにくい作業があった場合は今まで使っていたLogicoolマウスに切り替えて作業ができるのも良いなと思いまして。
並行輸入品を購入したのはAmazonで国内正規品より激安で売っていたので。(並行輸入品に手を出すのはリスクもありますので手を出すなら自己責任で。。。)
トラックボールの使い心地は、、、今のブログを打ち込む作業は確かにマウスより楽かな?だいぶ慣れてきましたが、Photoshopなどは従来マウスの作業に慣れているので、ちと手間取っています。慣れの問題かもしれません。
腕時計のベルトを交換して時計の雰囲気を変える
高価な時計は持っていませんが、気に入りの実用で腕時計を何本か所有しています。山アウトドア用時計のPROTREK、海アウトドア・ダイビング用のXtender Quattro(ダイブコンピュータ)や誕生日に妻からもらったRikiのクロノグラフなどなど。
一回気に入ると壊れるまで長年使います。そして日本の時計は安価な時計でもとても優秀。これまで購入した時計も機械が致命的にだめになって止まる個体はまだ当たったことがありません。ただ中の機械は良くても、腕に巻くベルト部分は数年でくたびれてきます。なのでベルトは消耗品と割り切って数年で交換します。夏休み期間中に何本かのくたびれた時計のベルトを変えることにしました。ベルト交換は時計の雰囲気も変わるので好きです。
まずは妻からもらったRikiのクロノグラフ。本体に針が多くにぎやかなクロノグラフなので、ベルトストレートの模様無しではなく、ステッチ入りの革タイプ、そして文字盤が薄い茶色なので、レトロな雰囲気の濃茶色で、そしてあまり高くないもの(!)をAmazonで探しました。
購入したのはこちら。
交換ビフォアアフターではないですが、この時計は2本持っており、↓写真右側は時計デフォルトのベルトです。
前よりしゅっとした感じになったかな?ベルトの厚さもだいぶ薄くなりましたし。
もう一つベルトを変えた時計がカシオのPRO TREKシリーズのPRT-50。山アウトドア用・海外出張用として使っています。PRO TREKシリーズの山用時計なので、ウレタンバンドでしたが、あえて革のベルトに、しかも金具が賑やかなNATOタイプで、色はRikiのクロノグラフと同じ濃い茶色の物にしました。
ベルト交換をして、さらに方位磁石を追加(アナログ針時計とベゼルで方角はわかるのに、あえて追加!)してごたごたとした少年感をプラスでトッピング。我ながら気に入りました。
このベルトはこちら。
遊びで山に行く時ならこのくらいやってもいいかなーっと。
以上、2019年夏休み結果でした。遠出はしなかったし、あまりお金もかけなかったけど満足度は高くて良い休みでした。年度後半はあえて夏休みではないときに遠出しようかなと思います。娘のパスポートも来るし。
コメント