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大英博物館から念願のトラファルガー広場へ!~ロンドン旅③~

ロンドン滞在初日、アビーロードとベイカー街221bに寄ったあとは、Baker Street駅からハマースミス&シティー線でEuston Square駅へ。

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地下鉄も何回か乗って、二階建てバスにも乗り、そして足でウロウロしているのでロンドンの感覚のようなものがわかってきます。

Euston Square駅からは徒歩で南へ。向かったのは有名な大英博物館。
さすがにここは入場口に観光客が列を作っていました。大英博物館は世界で三番目にお客さんが来る博物館・美術館の類だそうです。

しかし一番感心したのは、アカデミックな展示内容ではなく、入場料が無料という点。素晴らしい。英国の懐の深さを感じます。その代わりというか、寄付を求める募金箱が一杯ありましたが。私はただ寄付するのもアレなので、日本語の公式ガイド本(6ポンド)を購入しておきました。

大英博物館の展示物をまともに眺めていたら、1日でも眺めきれないので、今日は主な物をさらっと見るだけの、様子見程度にして退散する予定です。

まずはエジプト史の研究において最重要な一品であるロゼッタ・ストーン。

ロゼッタ・ストーンには古代エジプトの神聖文字と民衆文字とギリシャ文字の三種類で同内容が記載されていることから、古代エジプト文字の解読につながったというもの。古代エジプト文明研究のキーになったもので大英博物館で最も人だかりが出来ている展示でした。

エジプトコーナーで目を引くのが↓の巨大な石造。ラムセス2世の像で紀元前1250年頃のもの。

エジプト史の知識があったらもっと楽しいと思いますが、まさに私には豚に真珠状態。

日本の企画展コーナーに立ち寄ったら、新潟県から出土された火炎土器がいました。さすがにレプリカかな?しかし大英博物館に新潟の土器がいるとは思わなかった。

本当に駆け足で展示を見て、大英博物館を飛び出します。といっても二時間弱は滞在したか。おみやげコーナーのロゼッタ・ストーングッズはちょっと欲しかったのですが、こらえました。

 

大英博物館からは徒歩でさらに南下。大英博物館からの道は、まさにロンドンの中心部。”ロンドン!”という雰囲気な満ちた建物がつながる繁華街、文化財がてんこ盛りな区域になり、歩いているだけでも楽しく、雰囲気は最高です。

そしてついにたどり着いた目的地はトラファルガー広場!(Trafalgar Square)
トラファルガー広場は印象に残っているのは、若い頃に見て印象に残った二つの作品に出てきたからです。なので「ロンドンに行ったらぜひ訪れよう」と若い時から思っていた二大スポットの一つです。(ちなみに2大スポットのもう一個はこの日の朝一で行ったアビーロードです)

記憶に刻み込まれた二つの作品のうちの一つ目はバックパッカーのバイブル的存在である沢木耕太郎氏の「深夜特急」です。

トラファルガー広場周辺はこの旅の終点。思えば深夜特急の出発である香港の重慶マンション辺りも何年か前に行って、その終点のトラファルガー広場にも来たと思うとなんだか変な気もします。出発地と終点の間はすっぽり抜けているけども。行ったのはトルコくらいか。。

二つの作品の二つ目は、90年代の終わりに一大ブームを巻き起こした”進め!電波少年”の猿岩石のユーラシア大陸横断ヒッチハイク企画。この企画のゴールとして指定されたのがやはりロンドンのトラファルガー広場でした。尤もこの企画自体が沢木氏の深夜特急の影響を受けて立ち上がった企画のようなので、出発地が香港、ゴールがロンドンのトラファルガースクエアというのもむべなるかな、と思います。

猿岩石のヒッチハイク旅のゴール時にはトラファルガー広場の一角にオーケストラまで駆りだしてセットを作る辺り、日本がいろんな意味で元気だったころだなと改めて思います。あの頃は良かったな、と爺になった気分です。

そんな頭の記憶に昔から突き刺さっているトラファルガー広場にやってくると、いろいろわが身を振り返って思うものがあります。深夜特急はともかく、自分がリアルで見ていた猿岩石のヒッチハイクのゴールがなんと96年10月。もう20年以上も経っているのかと愕然とします。おそろしいものです。

20年前の番組にも出来ていたネルソン提督の塔や4体のライオンの像など、当然のように2018年のトラファルガー広場に鎮座しているのを見るとやっぱりうれしい。
トラファルガー広場はそれ自体が観光地でもあり、ひっきりなしに観光客がやってくるので、そんな様子を見ているだけでも結構楽しいものです。

さらにここに面しているナショナル・ギャラリー(上の写真のドーム上の建物)はその名のとおりイギリスを代表する美術館。このナショナル・ギャラリーには美術分野の教養が凹んでいる私でさえ、ロンドンに来たらぜひ見に行こうと思っていた世界的な絵画たちがあるのです。次の目的地はこのナショナル・ギャラリーです。

、、、が、腹が減ってきました。もう時刻は昼過ぎ。朝から忙しなく動いてきましたし、イギリスというかロンドンの文化に圧倒されているので、それを受け止めるのにエネルギーの消費量も多いのです。ナショナル・ギャラリーも超一級品の絵画がてんこ盛りで、エネルギーを消費すると思われるので入館前に昼飯へ。

一人なのでさらっと食べられそうで、程よく地元民で混んでいるイギリスのファストフードチェーンPret a Mangerがトラファルガー広場近くにあったのでここで昼飯。

主力のサンドイッチとチーズとベーコンがたっぷりのグラタン様の食べ物を頂きます。一人で食うにはちょうど良い雰囲気と値段とボリュームでした。異国ではこのちょうど良い雰囲気というのが大切ですね。

昼飯を胃に流し込んで、再びトラファルガー広場へ。いよいよナショナルギャラリーに向かいます

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