先日、通勤経路の乗り換え駅で、変なガチャを見つけました。
乗り換え時間もギリギリだったのですが、思わず立ち止まって、スマホで写真を撮影し、乗り換えの電車に乗り込みました。
その時の写真が↓
乗り換えた電車内で改めて撮影した写真を確認。
、、、便所サンダル!?
カメやスクーター(Dio)もなかなか気になりますが、右下の「のたうつカナブン」も気になる。最近のガチャ業界、(良い意味で)頭がおかしいのかなと思いました。
、、、ガチャ便所サンダルの話の前に私の便所サンダルへの蒸し暑い想いを少し。
便所サンダル。私は石垣島暮らし時代から、サンダルにはこだわりがありました。石垣島(だけではないと思いますが、)の海関係の職業の方が船上で愛用しているのが”ギョサン”と呼ばれる丸中工業所がPEARLのブランドで生産する国産のサンダル。
私もこのサンダルを愛用しておりました。このサンダルは本当に丈夫で、かつ濡れた船の上でも滑らない。ダイビングに行くときはもちろん、石垣島の日常生活では、ではギョサンを履いて暮らしていました。現在でもギョサンは家に置いてあり、海に行くときは履いています。妻用にも一足あります。
そして石垣島暮らしが終わり、内地で働くことになりました。内地の職場では、靴で通勤して、社屋内部での勤務時はサンダルに履き替えるのですが、他の社員はクロックスなどを使っている方が多い。私はクロックスな気分になれず、ギョサンで暮らしたかったのですが、ギョサンは鼻緒があるので靴下を履いたまま履くことはできません。そこで私は、ギョサンを作る丸中工業所・PEARLブランドのNo.180モデルに履き替えることにしました。いわゆる”便所サンダル”です。
このNo.180は素材や靴底部分はギョサンと同一。ギョサン並みのグリップ性能、耐久性を誇る上に、鼻緒がないので靴下を履いたまま靴から履き替えられる悪魔的モデル。色のバリエーションも豊富で、正直隙が無い一足でしょう。
私も1足履きつぶしたうえ、さらに職場に1足、自宅に2足置いています。
欠点と言えば、これを履いて飲み屋にいって、座敷に上がったりすると、同席者や隣の席のお客さんがタタキに置いてある私の便所サンダルを履いてトイレにいってしまうことくらいでしょうか。(最近は飲み会に行くときは別の靴で行くようにしています)
、、、長くなりましたが、このように私は便所サンダルを日常的に愛用し、その性能やMade in Japanにこだわる精神(スピリッツ)を愛しているので、この日当然見つけた便所サンダルガチャは気になります。
この通勤途中の駅では時間の都合で、ガチャを回す余裕はなかったので、後日、広大なガチャコーナーを持つ近所のヨドバ〇カメラへ。やはりありました、便所サンダルのガチャ。
、、、便所サンダル以外も、やっぱりガチャのラインナップは頭おかしい感があります。室外機とか下駄箱とか。まぁ便所サンダルを含め、狙っている感は感じますが、それはともかくそんな商品を出すことを可とする会社の方針はうらやましい。
ちなみにこの便所サンダルガチャがモデルにしているのは、便所サンダル界で丸中工業所とともに双璧を築くニシベケミカルさんの製品。上述のとおり私は丸中工業所派なので、「King of 便所サンダル。」の文字には”くる”ものがありますが、確かにニシベケミカルさんの商品も良いものです。第2弾として丸中工業所でガチャが出ることを期待です。
さて、ガチャの説明を見ると全5色(茶、黒、チョコ、水、カーキ)その他シークレット2種。何を狙うかですが、当然、永遠のスタンダード・茶色、もしくは同色系統のチョコ。医療機関向けの水色やポップ路線のカーキはまぁいらないかな。シークレットは多分、金とか蛍光とか透明とかラメ入りとかなような気がしますが、これは、私的にはむしろ外れなので止めてほしいところです。
一発で当てました。やっぱりこの色ですよね。便所サンダルと言えば。改めて眺めるとなかなかのクオリティです。
カプセルに入っていた紙。「対象年齢15歳以上」という時点で、もはや子供向けではない。便所サンダルのガチャに300円を突っ込もうと思う15歳以下もそんなにいないと思いますが。。。こういうのに気兼ねなくお金を突っ込めるのに、自分の成長を感じます。
リアル便所サンダルは900円くらいなので、ガチャ3回分でリアル便所サンダル一足分の値段になります。
私が愛用する丸中工業所pearlのNo.180モデル(LL)とガチャ便所サンダルを並べてみました。
丸中工業所とニシベケミカル製品では足の甲部分が微妙に違います。ニシベケミカルさんのものはナウシカの王蟲の目のような穴が開いています。個人的にはこの甲の部分に名前や「トイレ」とか書いておきたいところ。(私のもそんな情報が書かれているのでモザイクがかかっています)この目のようなデザインに対する好みと名前を書くスペースの有無からも、私は丸中工業所推しなのです。
この便所サンダルのガチャ。出すときは発売元さんのタカラトミーさんの中でもいろいろあったようで、企画者さんのインタビューが以下サイトにあって面白かったです。
この辺の記事を読むともう何個かほしくなってきました。また追加で回してこようかなと思います。ガチャの設置場所もタカラトミーさんの公式サイトで検索できるようです。
第2弾として丸中工業所でガチャが出ることを期待したいと思います!
、、、カナブンのほうも回してきました。
銀色。こっちはゼンマイ仕掛けでのたうつ工夫がされています。「夏のあの瞬間」を再現しようという閃きと、300円でこのギミックを入れてくるのはすごい。ただ実際のカナブンより大振りになりすぎて(ゼンマイを入れ込んだせい?)、リアリティが失われていますし、そのせいか、あの驚きの瞬間と若干の気持ち悪さの強調にフォーカスが充てられており、カナブンへの愛をあまり感じられないのが少し残念。。そしてこれも対象年齢15歳以上!
しかしこの発想する力は本当にうらやましいな。改めてガチャ業界から目が離せないと思います。
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