初とっかりセンター 2005年2月22日

 北海道に流氷が訪れる頃、北海道東北部の紋別市へ流氷観光船のガリンコ号に乗るために紋別市に 行ってきました。私は紋別に行くのは初めてだったのですが、この街でアザラシにすっかり魅了されることになるとは行くまでは夢にも思っていませんでした。

 札幌市から紋別市は270kmくらい離れています。厳冬期に車で運転していくのもめんどくさかったので、JR+レンタカーで一泊二日の行程で行くことにしました。紋別市にはとっかりセンターというアザラシ専門の保護施設があることは知っていましたし、その前年おたる水族館でアザラシに嵌りかけていた私は ガリンコ号のついでにとっかりセンターを訪れるのを結構楽しみにしていました。そこで予定としては到着した22日の午後にとっかりセンターによって、 翌23日の朝からガリンコ号に乗るという日程にしました。

 

 

とっかりセンター到着
 紋別に着いてそのままとっかりセンターに直行です。紋別は流氷の観光シーズン真っ盛りですが、平日だったので付近はさすがに静かでした。とっかりセン ターは予想通りこじんまりとした建物だなぁ、という印象でした。駐車場に車を置いてとっかりセンターに向かいます。歓迎アーチをくぐってセンター 内部に入ります。

 とっかりセンターの入場料は200円。とくに券売機や改札のおっさんがいるわけではなく、無人のコインゲートがあって100円硬貨を二枚を入れて体で バーを押しながら入ります。私はこういうのでは規定の料金を入れたのに動いてくれないタイプの人間なのでどきどきしながら通ります。ゲート自体狭いもので ちと大柄な人なら挟まってしまうくらいの小さなゲートです。ちなみに子供の入場料は100円なのですが仕組みもサイズも大人用と同じ。子供用ゲートに大人 が入ろうとしたらどうなるんだろ。入れてしまうのかな(^^;

 さてとっかりセンター内部は大きなプールが4つありオスのゴマフアザラシ用、メスのゴマフアザラシ用、アゴヒゲアザラシと老いたゴマフ用、ワモン用と分 かれていました。オスのゴマフ用、ワモン用とアゴヒゲ用プールには大部分を氷が覆ったり浮いたりしています。メスのゴマフ用のプールには氷は張っていませ んでした。融かし てしているのかな?あるいはアザラシが多いから体温で融けてしまうとか(^^;なんででしょうね。今度行ったら職員さんに聞いてみます。

 

ゴマフアザラシ達
 とっかりセンターの愛称はゴマちゃんランドなわけですから主役はゴマフアザラシ達。その主役達はみんなプールで泳いでいて時おり物音が するとヒョコヒョコ水面から顔を出すのみで、ちーっともじっとしていません。ですのでじっくり見ることはできませんでした。ちと残念でしたがひょこっと顔 を出すのも可愛いですよね。


とっかりセンターのアーチ。


ゴマフアザラシのメス用プール。


たまに水面の上に顔を出します

水から上がったばかりのメスのゴマフアザラシ。
後姿ににじむ哀愁が素敵です

 
ワモンアザラシ
 とっかりセンターの公式サイトでは2005年6月現在、ワモンアザラシは1頭しかいないと書かれていますが、実際には4頭います。1頭は公式サイトにも 掲 載されていて昔からいるモンちゃんですが、3頭は2004年に相次いで保護された新入りたちです。このワモンアザラシたちがプールに張った氷の上にのっか たりもぐりこんだりして遊んでいるやつらと、プールの縁に乗っかって居眠りしている一頭がいました。人間にとっては寒すぎる氷の上だろうが彼らにとっては 極普通の冷たさなんでしょうね。
 ちなみに行った日の紋別はマイナス7度ほど、風もあったので体感温度はかなり低かったのですが、彼らにとっては暖かいくらい の温度なのかな。昼寝をしているやつは実に気持ちよさそうに昼寝をしていました。

 


昼寝中のワモンアザラシ。


時々短い前肢で頭を掻いたりお腹を掻いたりしていました。


丸い体に比べて短い手です。


プールの中も氷が浮いています。


小さいからだのワモンアザラシは氷の上に乗っかるのも一苦労。何度も失敗してはやり直してようやく登れていました。


後ろのワモンアザラシは氷の上の仲間をうらやましそうに眺めている。


この二頭は仲良く遊んでいました。


氷の下にももぐりこみます。

 

 

 

アゴヒゲアザラシプール
アゴヒゲアザラシプールも氷が張っているのですが、氷の様子が一枚氷が張っているワモンプールとは違います。粉々に砕かれた氷が浮いてい、さながら小さな 流氷のようです。ワモンと違って体重の重いアゴヒゲアザラシが氷に乗って割ってしまったのでしょうか。
アゴヒゲは二頭いるのですが1頭は陸上で日向ぼっこ(ができるほど人間には暖かくはないのですが)もう一頭がプールの中からぬぼ~っと頭を出して浮いてい ました。同じプールには目の悪いゴマフアザラシのご老人もいるようで氷の狭間でじ~~~~~っとしていました。

アゴヒゲプールはご覧の通り、氷で溢れています。


一頭のアゴヒゲアザラシが日向ぼっこして毛が乾いていました。
左下に目の悪いゴマフアザラシが写っています。


氷の合間から顔を出すアゴヒゲアザラシ。

 

 

 

オホーツクタワーのプール
 この日はちょうど流氷関連のシンポジウムが紋別であり、とっかりセンターの職員の皆さんも発表するようでとっかりセンターも14時頃には閉められてし まいました。楽しみにしていたゴマフアザラシへの給餌・解説も無しで少し残念でした。そこで次はとっかりセンターのアザラシが出張しているオホーツクタワー(とっかりセン ターの近くにある海中を見ることができる施設です。陸から沖合い500mくらいのところにあり防波堤のようなものでつなっがて歩いていくことができます)のプールを見に行 くことにしました。
 オホーツクタワーのプールはとっかりセンターのアザラシが出張しており、センターから歩いて7~8分くらいのところにあります。堤防のようなところを歩 いてオホーツクタワー の方に向かう途中にあります。7~8分くらい大したことなさそうですが、冬に行くなら風の強いマイナス5度以下のところを歩けばあっという間に体温 が奪われてしまうので服装には気をつけてください。
 ちなみにこっちのプールでも解説があり時間は11:30、13:00、14:00とのことです。私はまだ見たことはないのですが…。


こちらのプールは無料でアザラシが見られます。


こっちのプールも氷が張っていました。


ガリンコ号が出港していきました。


とっかりセンター裏手にあったゾウアザラシ?のオブジェ。
なぜにゾウアザラシ?

そうこうしているうちに冬の北海道は早く日が暮れるので16時にはすっかり夕方です。外にずっといるのも凍えるので早めにホテルに引き上げることにしま した。
天気情報では22日現在、紋別沿岸からは流氷が遠のいているようなので、翌日になっても流氷が遠のいたままならガリンコ号に乗らず今日見ることができな かったとっかりセンターのアザラシの給餌を見ることにしました。

そして示し合わせたように翌日も流氷はやってきませんでした…。

コメント