今年初のおたる水族館訪問記録です。おたるはこのサイトでも過去に数回取り上げてきた水族館なので基本的な紹介は省略します。今回の訪問での 目新しい点は以下の4つ。この4点を中心にいつもの大人のおたるアザラシたちの様子を交えこの頁を作っていきます。
1、4月10日に産まれた生後5日のゴマフアザラシの赤ちゃん。まだ白い産毛に覆われていました。
2、2月に産まれたワモンアザラシの赤ちゃん。もう大人と同じ毛皮模様になっていました。
3、旧ひろお水族館・釧路動物園からやってきた二頭のクラカケアザラシ。クラカケを展示している施設は国内ではおたる水族館のみです。(2006年4月現在)
4、ネズミイルカとゴマフアザラシの混合飼育。先回の訪問では試験期間中だったイルカとアザラシの混合飼育が正式に開始されました。この混合飼育は今年のおたる水族館の目玉らしく新聞、JRなどで頻繁に広告を見かけました。
入館後、まずは生後5日のゴマフアザラシの赤ん坊を見に行きます。今年の目玉展示のネズミイルカ・ゴマフアザラシ混 合飼育水槽は後でちゃんと見に来ることにして飛ばします。水族館本館から屋外に出て海獣公園に下ります。約半年ぶりのおたる水族館です。
ゴマフアザラシの赤ん坊は他のアザラシも暮らす普通のプールに母親と一緒に寝転がっていました。おたる水族館は お客さんがアザラシに給餌する事が可能ですので、赤ちゃんの周りのアザラシたちは餌をねだるのに大忙し。赤ちゃんはまだ魚は食べないのでその喧騒を尻目に 半分寝ているようでした。何ヶ月か経てば他のアザラシとの餌ねだり奪い合いバトルに参加するほどたくましく育つことでしょう。
ゴマフアザラシの赤ちゃんの白い産毛は2~3週間で抜けてしまいます。よって白い赤ちゃんはあまり見ることができないものですから、私も魂を吸い取る勢いで写真を撮ってきました。たっぷりとご観覧ください。
動画(1.6MB)
まずは赤ん坊アザラシの動画。
赤ん坊は寝たり、ひくひく動いたり、
半目を開けてあたりの様子を伺ったりしていました。
頭のあたりの毛は乾いているのでふわふわのように見えます。
お腹から下半身は濡れているのでこのような毛並みに見えます。
動画(727KB)
横顔。このアングルで見ると耳無し犬ですね、アザラシは。
顔の辺りをよく見ると、早くもゴマフ模様が覗いています
動画(600KB)
左の鼻の穴が開いていますね。
無防備な姿勢です。
カモメに突っつかれたりしないのかな?
動画(1.3MB)
右半身がだいぶ乾いてきました。
仲間のアザラシのウンコがついたのか
ちょっと黄ばんだ部分もありました。
母アザラシと。
真ん中が母親。右上に写っているアザラシは
お客さんから餌を貰おうと必死になっていました。
後姿。
赤ちゃんアザラシと同居するアザラシ。
やる気がなさげでした。
ゴマフの赤ちゃん案内。
お母さんが物音に敏感になっているそうです。
いつもの大人アザラシプールももちろん健在です。先回の訪問時は越冬用プールにアザラシがいてガラーンとしたプールでしたが、みんな戻ってきていたようです。
おたる水族館の大きなアザラシプールは天然の海を利用した造りになっており、 潮の干満の差がプールの水位に影響します。四角いコンクリートプールより風情があり、私はこのプールが好きです。この訪問時は干潮気味だったようで、プールというより岩礁の露出した岩場のようになっておりました。餌ねだりアザラシたちも 餌を持った人間を追いかけるのに腹を擦って少々難儀をしているようです。また天気がいい日でしたので岩の上で甲羅干しをしているようなのもいて、みんな気ままに暮らしています。
動画(1.2MB)
プールの水位が下がりご覧の通り。
動画(1.2MB)
餌をねだるために人間を追いかけるのも大変そう。
お腹を擦り切らないのかな?
岩の上で干上がっているアザラシ。
こいつは毛並みが綺麗でした。
ゴマフアザラシは春先が換毛シーズンですがこのアザラシは
換毛が終わったのかな?
ⅰ水の引いたプールに転がり、
ⅱお腹を掻いたり、
iiiあくびをしたり、あたりを伺ったりして、
ⅰに戻る。
アザラシの尻尾と後肢。マニア向け。
ワモンアザラシプール
次はワモンアザラシプール。2月に生まれたメスの赤ん坊の様子を見に行きます。こちらは産まれてからすでに2ヶ月ほど経っているので、白い産毛は抜け大人模様に近くなっていました。私が行ったときはなぜか魚をくわえており、食べるのに四苦八苦していました。
魚(多分ホッケの頭)をくわえるワモンアザラシの子供。
動画(1.9MB)
なかなか食べられないようで、結局魚は隣の大人ワモンがいるプールに流されてしまい彼女は食べられませんでした。
動画(1.6MB)
大きな目と小さな顔です。
動画(1.2MB)
この子の兄がワモルになるわけですが、
彼ら兄妹は美男美女の家系だと思います。
大人ワモンアザラシ。
上の子供ともまた少し模様が違うような気がします。
ワモンアザラシプール前の看板。
ワモンアザラシの右下にワモルが加わっていましたが、
今までのワモンアザラシはどこに?
寝ているアゴヒゲアザラシ。アゴヒゲとワモンは同居しております。
ワモンアザラシの赤ちゃん誕生案内。
クラカケアザラシプール
次はクラカケアザラシです。このアザラシは海獣公園内の屋内プールで飼育されています。他のアザラシは全部屋外飼育ですし、ちょっと目立たない建物なので素通りする お客さんも多そうです。訪れる方は注意してください。クラカケアザラシは2頭おり2頭ともメスの子供。一頭は釧路動物園から、もう一頭はひろお水族館 からやってきました。(ひろおのはこちらのクララです。)
動画(1.2MB)
クラカケアザラシのプールは屋内。
ガラスに水滴が付いてて中の様子は不鮮明でした。
このような見難い写真ですがご容赦を。
クラカケに特有の首からお腹にかけての帯状の模様は
メスの子供のせいか見ることはできませんでした。
クラカケの案内板。説明版にあるような帯状の模様を
見てみたいですね。
ゴマフアザラシとネズミイルカの混合飼育
続いては屋内のゴマフアザラシとネズミイルカの混合飼育プール。ここではアザラシマニア的な視点から屋外の海獣公園から紹介するコーナー構成となっておりますが、 おたる水族館の一般客向けとしては今年の一番の目玉なのかなと感じました。アザラシファンとしてもアザラシとイルカを混ぜて展示しているというのは聞いた ことが無いですし興味深いものです。イルカに負けるな、と思わず応援したくなります。
動画(782KB)
このプールはリニューアルされ岩場が設置されていました。
岩に首を乗せているゴマフアザラシ。
噛み付くので注意してね、の掲示。
水面にアザラシが顔を出すときは
手を伸ばせば届く位の距離の場所に顔を出すことがあります。
動画(1.7MB)
水面からみたプールの様子。
一頭のゴマフが浮かび上がってきてくれました。
動画(742KB)
このプールは側面から水中のアザラシとイルカの様子を見ることができます。これは屋内プールでしてかなり暗く写真を撮るのが難しかったです。動画にもノイズがかなり入ってしまいました。
動画(1.48MB)
水中のアザラシの様子。
全 力を出すとイルカとアザラシはどっちが強いのかな~などと考えてしまいます。アザラシは前肢でぺちぺちできるけど後肢はイルカのほうがビシビシ攻撃能力が 高そうに見えます。噛み付くのはアザラシのほうが強力そうに見えるけど、イルカは離れ目でアザラシに比べ無表情なところが怖いですし。
混合飼育プールのポスター。
このポスターはおたる水族館外も含めかなり見かけました。
混合飼育のプールは「ネズミイルカとゴマフアザラシのほのぼのプール」という名称のようです。
プールの看板。白い部分はアザラシ、青い部分はイルカ。
お互いの曲線を利用して表現しているデザインは秀逸だと思います。
混合飼育プールにいるアザラシたちの紹介。はっきりとは覚えておりませんがまだ若いアザラシが多かったように思います。
最後に
今年初のおたる水族館はアザラシファンとしてもなかなか盛り沢山で、お腹いっぱいです。さすがおたる水族館と思いました。
おたる水族館は去年の冬季閉館時でゴマフアザラシ35頭、ゼニガタアザラシ13頭、 ワモンアザラシ6頭、アゴヒゲアザラシ3頭の計4種、総勢57頭を飼育していたそうです。それに釧路やひろおからクラカケアザラシを含むメンバーが加わり さらに大所帯になっているはずです。
(しながわ水族館のアザラシ館オープンにあたり引っ越したアザラシがいるので少し分散しました)国内でこれだけの数のアザラシを飼っている施設は他には無いのではと思います。
ここ数ヶ月間で 私も内地の水族館の様子を聞いたり見たりして勉強し、おたる水族館がこの入場料でこのアザラシクオリティーを提供してくれるというのはすごいことだと思う ようになりました。
クラカケアザラシがもう少し見やすければ良かったと思いましたが、それは改善されるでしょう。
特別展「お魚たちのそっくりショー」にいた「魚」(名前は失念)
しっかりと水槽の中にディスプレイされた小屋に入り、
ポチの名札が良い味を出しています。
2006年8月3日作成
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