アクアマリンふくしまの一連のコーナーも本記事で最後です。前回はこちら。
さて感心したり驚いたりしながらアクアマリンふくしまを一通り見たころには日も傾きほぼ夜。時間は17時前なのですが、秋は日が短い。。。屋外施設の水族館には辛い季節です。
ただ夜のほうが動く生き物もいますし、お客さんも少なくなるのでゆっくり生き物を観察できるのもこの閉館間際の時間。アクアマリンふくしまも閉館まで30分以上あるのにお客さんもまばらになっています。
せっかく来たので、出てしまうのももったいない。アザラシをもう一度見に行くことにしました。
アザラシプールは夜の雰囲気。ライトが灯っています。
アザラシの様子はというと、、、いました。昼間と同じように3頭でグルグル泳いでいます。
他にもお客さんがいないせいか、夜のせいかわかりませんが、子供のみらいが不意の訪問者に興味を持ったのか寄ってきます。手を出したら追っかけてきます。まだまだ好奇心に満ちている顔をしています。
拳を出してもこの通り。
大人のアザラシは我関せずで泳いでいますが、みらいはカメラやそのぷらぷらするストラップや人が気になる様子で追いかけてきます。やはり好奇心が強いのは人間もアザラシも子どものほうです。
水面から半分頭を出して怖い。。。
携帯電話で動画を撮ってみました。
携帯電話画質ですし、片手で写真用のカメラを持ちながらなので見難いですが、みらいがカメラを追いかける様子がわかると思います。
写真のほうは、、、カメラを追いかけるのは可愛いですが、あまりにも近すぎるので写真を撮ってもこんな写真ばかりになってしまいますが・・・(^^;
カメラを水槽から放すとプールのアクリルの壁に鼻が潰れるほど顔を押し付けてこっちを探ってきます。
カメラを水面の上に掲げても首を伸ばして追っかけてくる。宇宙人みたいな顔になって怖い。
こちらの動画は水面より上に掲げたカメラを追いかけてくるみらいの様子。一生懸命首を伸ばしたり回転したりしながら追っかけてきます。
たまにみらいもお父さんかお母さんのほうに行ってひとしきり泳ぐ。
で、またプールの壁面にやってきて私の相手をしてくれます。アザラシはおっさんにも子どもにも優しい動物です。
振り返るとエトピリカプールでは職員さんが潜ってプールの清掃?をしておりました。そろそろ寒くなる10月の夜ですので頭が下がります。私もやってみたいなあ。。。
このアクアマリンふくしま特集も長くなってしまいましたが、そろそろ本当に水族館が閉館の時間。アザラシプールもだいぶ暗くなってしまいました。
急いで出口に向かいますがアザラシプールは順路全体の前半に位置し、山でたとえたら2合目くらいの位置。走るようにして出口を目指します。それにしても人いない・・・。無人の水族館に紛れ込んだようです。
タコは一人ですみかのプールで元気よく足を広げたりしていました。相手をしたいが時間はもう無い。。。
お土産屋さんも既に閉まっており。
最後の展示の金魚コーナーのひょうきんな顔の金魚に見送られ出口を出ます。
お昼過ぎに入館して、すっかり暗くなってしまうくらいまで施設を堪能させていただきました。アザラシ的にはゴマフアザラシのみのシンプルな館ですが、好奇心大盛な子どももいるし、アザラシ以外にも豪快なトドやシーラカンス、カツオなどの生きものも面白いし、水槽の前に寿司処をオープンしたり、俳句コンテストを開催したり、熱い心意気が伝わる水族館でした。
さてさて次はいわきから500kmのかなたにある秋田の男鹿水族館GAOを目指して出発します。
続きはこちら。
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