アクアマリンふくしま~その1 いわきを目指そう~

10月の12日・13日・14日は体育の日の三連休。せっかくの三連休、最近アザラシ分が不足しているのでアザラシ分を補給したい。アザラシを見に北海道に行こうかと思ったのですが、この連休はLCC含め手ごろな便は席がふさがっているのと飛行機の料金が通常より高めになっているので、何か負けた気になるし、野生アザラシシーズンには若干早いということもあり、躊躇します。そこで、手ごろな旅行気分を味わえる東北の未踏の水族館を回ることにしました。
一つは福島県のいわき市にあるアクアマリンふくしま。言わずもがなの東日本大震災で被災した地域。水族館も大きなダメージを受けたと聞きます。2008年からは一年くらい仙台に住んでいたので東北地方には浅からぬ縁を感じています。アクアマリンふくしまは東北でも最大級の水族館との認識はありますし、新潟のマリンピア日本海の危機を助けた男気あふれる水族館。震災でダメージを受けたが元気に再開しているという話を聞いていました。一度表敬訪問をしなければと思っていた水族館なのでこの機会に訪問することにします。
せっかくの三連休なのでもう一館攻めます。東北地方のアザラシのいる水族館となると青森の浅虫水族館、宮城のマリンピア松島水族館も思い浮かびますが、マリンピアは行ったことがあるし、いわきから浅虫はさすがに遠いということで、秋田の男鹿水族館GAOを目指すことにします。GAOは「ひれあし’s館」という海獣の展示に力を入れた施設を作ったようですのでこれも気になります。
まずは福島のアクアマリンふくしまへ。翌日秋田の男鹿水族館GAOに行くことにして、11月12日の8時半に毛布や寝袋などの車中泊セットを車に持ち込み、横浜から首都高湾岸線を東へ。舞浜あたりの三連休の初日のディズニーランド渋滞に巻き込まれつつも、常磐道を北上し200km強かなたのいわきを目指します。
(いまは東北旅行から帰ってきたあとにこの駄文を打っています。先にばらしちゃいますが、無事にいわきと男鹿の水族館には行ってきました。両水族館とも思うところが多いすばらしい水族館でした。到底一回のブログの記事では紹介しきれないので各5回くらいに分けて紹介したいと思います。しばらくこのブログは東北の水族館の話が続きます。)
横浜の自宅から渋滞に巻き込まれたり飯を食ったりしつつ、約4時間。福島県いわき市のアクアマリンふくしまに到着です。案外時間が掛かりません。
港の近くにある極近代的な建物。そして相当大きな水族館。
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館の前には大量の大漁旗を模した旗たちが。復興を祈念した旗が青空の下、はためいていました。
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入館。エントランスの屋根はアクリルで天然光が入る高い天井は気持ちいい。扇風機が口に仕込まれた鯉がぱんぱかりんに膨らんでいました。
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玄関に有ったイベントのパネル。釣り体験や調理体験は子供向けかな。おっさん一匹でも参加しやすそうなバックヤードツアーは参加することに。
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展示コーナー始まり。いきなり古代系の展示。いきなりこの分野から来る水族館は珍しい。石炭採掘が盛んで、化石や恐竜に縁が深いといういわき市の土地柄かもしれません。アンモナイトの化石や現生生物ではカブトガニやオウムガイの展示。薄暗くてわくわくします。
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水族館に来たら順路に従ってあまり写真を撮らずに解説もじっくり読まず一巡し、ペース配分を決めてアザラシ→他の生きものを見るのが水族館を見るときの通例。今回もそのような順番で見て行きます。
が、このブログではある程度テーマを区切って紹介していきます。アザラシの展示、魚の展示、、、といった具合に。でないと収拾がつかないので。。。といったことでまずはアザラシの様子から紹介していきます

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