先日しながわ水族館に行ってきました。このブログのタイトルは”海獣記”ですが、久しぶりな海獣です。海獣を見るのは2019年5月のマリンピア日本海に行って以来なので、約半年ぶり。そしてしながわ水族館に行くのは記録を見返してみたら2012年3月以来。
実に7年ぶりの訪問です。最初に訪問したのは2006年で、次が2012年。6~7年に一回のペースで訪問しています。最初に訪問した際は一人で、2回目は妻と、3回目の今回は娘も一緒。振り返って越し方を見ると感慨深いものがあります。
しながわ水族館・本館
入館すると比較的身近な東京湾や関東の河川にいるような魚のコーナーが広がります。言わば”暖機運転”/”序章部分”にあたるコーナーですが、私は身近な地味目・小さめの魚、普通の魚の展示が結構好きです。その辺にいるような小さいハゼとか、地味だけど懸命に、好き勝手に生きる雰囲気にはあこがれるものがあります。
イワシの水槽。ありふれた魚ですが生きているイワシは光っていてとても美しい。
今回のしながわ水族館は娘にとっては2館目の水族館。
当然娘は興味のまま、思いつくがままに動きます。通路でべちゃっと転んだりしますので、なかなか親も集中できません。それでも娘の反応を見るのは面白いものでした。おっさんの視点とは違う新鮮な視点で見られることもあります。
↓しながわ水族館のメイン展示の一つである「トンネル水槽」にいたヨスジフエダイの群れ。
パラオの海で群れを眺めたり、石垣で釣ったり、懐かしい魚です。旧友に会ったような気分になります。
娘が気に入ってたのがこちら。
ドクターフィッシュ(ガラ・ルファ)の体験コーナー。手を入れると角質などを食べに寄ってくる魚です。娘は「指をチュッチュされる!」と喜んでいました。やっぱり自分でなんかできたほうが楽しいですよね。
さらにドクターフィッシュよりも気に入ってたのが、この手洗い場。
子どもが使用できるように低めの位置に2か所の小さな手洗い台がありますが、片方の洗面台で手を洗って、もう片方で手を洗うという、左右の蛇口で往復して手を洗うのを飽きもせずにやっていました。何がそんなに面白いのか・・・。
アザラシ館
さて、久々のアザラシ。しながわ水族館の海獣館です。開館当時にもお邪魔しました。2006年にオープンしたのでもう13年になるのか。。。見た目はあまり変わりません。
アザラシ館に入ったらちょうどショーの時間で、上陸しているアザラシがいました。
久しぶりの上陸したアザラシのフォルム。ナスのような流線型の体に短い前足!
アザラシは複数頭おり、ショーに出ないアザラシがのっそりと水面に顔を出していました。
髭の広がり具合が美しい。
ショーのほうではアザラシがジャンプ!
アザラシも本気を出すとこのくらい飛びます。2012年の訪問時にも同じような画角の写真がありました。伝統芸です。
ショーの後はアザラシ館内へ。若いアザラシはプールをすいすい泳いでいます。アザラシ館内部はアザラシが四方八方から現れうる複雑な構造なこともあり、2歳の娘は若いアザラシの動きについていけない様子。ちょっと早すぎたか。。。ゆっくり周回コースを泳ぐ老齢(と思われる)アザラシの泳ぎを眺めていました。
ゆっくり泳ぐ個体。目が白く体の模様の境目もはっきりしなくなってきているので老齢個体と推測。
アザラシ館と本館の間にはペンギンプール。
マゼランペンギンが愛嬌を振りまいてくれました。これはわかりやすくて娘も気に入っていた様子。しながわ水族館には約2時間近く滞在して退館します。コンパクトな水族館なので小さい子供を連れていくにはちょうど良いサイズでした。
水族館は楽しいのですが、行くと海獣も魚も野生モノを見たくなります。海獣は北海道に行きたくなりますし、魚はダイビング・スノーケルをしたいなと。
↑こういうのに行きたい。子どもがちっこいとなかなか自由に行動できませんが、それでもいつか3人で行きたいな、と思います。先日はついに父ちゃんと二人旅デビューもしたし、結構いろんなところに連れていけるような気もしております。いろいろ連れていって見せてあげたいと思えるものがたくさんあります。まぁ父ちゃん本人がまた見たい、、という想いが強いのですが(^^;
早春辺りに北海道遠征でも考えてみようかな。。。
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