さて、スイス滞在中、半日だけ午前中自由になる時間が取れたので、早起きして何か面白いものがないか街をほっつき歩きます。まずはレマン湖畔に向かって坂を下ってみることにしました。よく考えたらスイスで鳥を見ようと思って行動したことがまだなかったので、湖畔に何か鳥でもいないかな、、、と思ったのです。坂を下る、、、といってもなかなか風情のある石畳の小路を下っていきます。
冬の入り口の土曜日の早朝。まだ道を歩いている人影もまばらです。
やがてレマン湖畔に出ます。岸近くに白と黒が良く目立つ鳥がいました。これはカワアイサ!日本でも見られます。
少し離れた岸辺にカワアイサより黒っぽい水鳥が群れていました。たぶんキンクロハジロの群れ。(遠い写真で申し訳ないです。仕事で行っているのでデカイ一眼を持っていくわけには行かず、2015年現在、旧型になりつつあるコンパクトデジタルカメラ(G12)でがんばっています。)
レマン湖は琵琶湖より一回り小さいくらいの面積で対岸に渡る渡船が何箇所もあるようです。その波止場にカモメがたくさん止まっていました。
人間に馴れているのでしょね。近くに行っても動じません。このカモメは日本にもたくさんいて、東京都の鳥にもなっているユリカモメ。目の後ろに黒い斑点がありますが、これが人間のマロ眉毛のように見えてひょうきんな顔に見えます。
湖畔には遊戯が置いてある冬っぽく寒々とした広場にちらちら跳ねる小さな鳥がいました。
これは日本にいない”イエスズメ”のメス。目の上の薄茶色の眉毛のように見える斑点が特徴。
こっちはイエスズメのオス。
灰色がかった頭が特徴です。動きが速くて写真を撮るのが難しかったです。
こっちを見るユリカモメと丸くちんまりそっぽを向いているイエスズメのツーショット。
冬のスイスで日の出近くの早朝から出張っていたので、すっかり体が冷えました・・・。日も昇ってきたので、何か暖かい物を朝食に腹に入れたいのとクリスマスマーケットを覗くために街に戻ることにして坂を上っていいきます。
坂の上ではクリスマスマーケットの用意が進んでいたので次回はその辺を紹介したいと思います。
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