ナショナル・ギャラリーで名画を見て、トラファルガー広場で大道芸などを眺めているうちに時間も経ってしまいます。
ロンドン滞在期間中で、唯一フリーな本日に行きたい所は全部行ってしまおう計画なので焦りだします。行きたいところの残りは以下のとおりです。
残ったのは優先順位は低いけど、とりあえず気になるクラスの場所。
まずはトラファルガー広場からは比較的近くにあるバッキンガム宮殿を目指すことに。トラファルガー広場から南西に直線で歩けばバッキンガム宮殿に着くはず。まずはアドミラルティ・アーチをくぐり、、、
セント・ジェームズ・パークを左手に見ながらひたすら直線で歩く。
この広いセント・ジェームズ・パーク沿いに延々歩きます。左手に緑を見ながらなので気持ち良い。
つきあたりに見えてきました。
ただならぬ雰囲気の正面の建物がバッキンガム宮殿。
すごい数の観光客!世界中から集まっているのでしょう。宮殿は正面から見る限り、思ったより小さかった。中を見られる訳でもないので、さらっと退散。
次はバッキンガム宮殿からは真東へ20分ほど歩くと、国会議事堂になっているウェストミンスター宮殿で、この時計塔がビッグベン、、、のはずですが、ビッグ・ベンは修復中で覆いの中。無念。
じかしウェストミンスター宮殿の国会議事堂部も立派な物です。
ウェストミンスター宮殿からは地下鉄駅のWestminster Stationへ。行きたいところリストの最後の積み残し、タワーブリッジの最寄り駅に向かいます。
地下鉄のWestminster Stationに行く途中でバグパイプを路上で演奏している方々がいらっしゃいました。
バグパイプはスコットランドの楽器で、演者もスコットランド衣装。どうもおっさんが可愛いチェックのスカートを履いているところにもやもやしてしまうのですが、これはスコットランドの男性の正装。正しいのです。正しいとわかっていてもハイソックス+チェックのスカートは可愛すぎなような。後ろにいる緑のスカートのおじさんのブーツも可愛い。
バグパイプおじさんの影がだいぶ伸びてきました。陽も傾いてきたので先を急ぎます。
Westminster StationからDistrict線でTower Hill Stationへ。駅からすぐのところにタワーブリッジがあります。
キン肉マンのロビンマスクの必殺技名として小学校低学年の頃から脳に刻み込まれていたタワーブリッジの実物とご対面です。
タワーブリッジの中二階の通路は有料で渡れるそうな。今日は時間が無くて渡りません。
橋の上は観光客でごった返しています。確かにとても美しく、そしてあまり類を見ない構造の橋なので一見の価値はありです。
タワーブリッジの袂にはロンドン塔。
ロンドン塔は世界文化遺産ですが、時間が無いのとあまりイギリス史に興味が無かったので今回はスルー。(思わずこんなことは大変贅沢な旅なのか、貧しい旅なのか考えてしまいます。京都に行って日本の歴史に興味が無いからと二条城辺りをスルーする感じ?)ロンドン塔の奥には金融中心地であるシティ・オブ・ロンドンの近代的なビルが見えます。
橋は美しいのですが、気になるのは流れているテムズ川の色、きたねぇ。。。
この水量でこの色はまずい気がします。垂れ流してるのかな・・・。ロンドンは東京に比べて空気も汚いし、ゴミも落ちているし全体的に汚れた街ではありました。建物の歴史があるのかもしれないけど。
こうして朝から慌しくもロンドンで行きたい場所を一日で回りました。
①ビートルズ関連(アビーロード) 済!
②トラファルガー広場 済!
③シャーロック・ホームズが住んでいた設定のベイカーストリート221B 済!
④大英博物館 済!
⑤せっかく欧州の大国の首都に来るのだから、ちょいと芸術的に絵画の鑑賞でも。→ナショナルギャラリーでフェルメールやゴッホの絵を鑑賞 済!
⑥タワーブリッジ 済!
⑦バッキンガム宮殿 済!
⑧ビッグベン 済!(ただし修理中)
本当にロンドンの表面をさらっとなぞったくらいでしょう。ただ地下鉄や二階建てバスに乗って、足で歩いて、ロンドンの勘所というか流儀は朝に比べて体に沁み込みました。
トラファルガー広場周辺はロンドンらしい建物や人が溢れており素敵な雰囲気。滞在中は時間があれば特に用がなくても来てしまいそうです。
今日のところは日も暮れてきたので、夕飯を食いがてらロンドンの繁華街であるピカデリーサーカスの辺りに向かうことにします。
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