海外旅行向きのベスト腕時計はデジタルとアナログが共生するCASIOのPRO TREK”PRT-50”だと本気で思う

近年は仕事のためだったりプライベートだったり、理由は様々ですが、海外に行くことが多い。年に2回くらいのペースで、振り返ってみれば20か国くらい行っていました。

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私は日本にいるときは、時刻確認はスマートフォンに任せて、腕時計をしないことが多いのですが、海外に行くときは腕時計をしたい派です。国内で普段使っているスマホが格安SIMで、海外ローミングはできないので、いつものスマホは海外滞在中はカバンの奥底で寝ていることが多いのです。それにスマホは充電事情に確信を持ちにくい海外では、バッテリー切れの心配があります。そんなこともあり、「海外での行動中の時刻確認は腕時計で」というのが私の信条です。

私が思う海外旅行に持っていく理想時計の条件は?

そんな海外では腕時計派の私が、これまでの海外旅行時の経験から得た”海外旅行に持っていきたい時計”の条件がこちらです。

①まず文字盤がシンプルなアナログ時計。私はダイビングや山に登るときに使ういかついデジタルな時計も何個か持っていますし、デジタルの時計も好きなのですが、海外旅行・出張時は針で時刻がわかるアナログの時計のほうが私の好み。海外に行くときはそんなアウトドア機能は不要ですしね。
現地時間と同時に日本の時間・日付をすぐに把握できる機能を持つこと。
③盗難などが怖いので、時計自体の値段も高くないこと。

条件の数は少ないですし、③は高級時計を愛でる趣味も財力もない私にはあまり関係ないのですが、しかし①と②が両立してある腕時計はそうありません。日本の時間だけではなく、日付や曜日を直感的に把握したいという希望は特に仕事の海外出張だと本国と連絡するタイミングを考えたり、日本のワーキングタイム終了までの残り時間がどのくらいかあるのか、「日本時間〇日〇時が締め切り」の仕事依頼が入ってきた場合に、締め切りまでの残り時間がどのくらいあるのか把握したりする場合などには、「現在、日本は何月何日(何曜)の何時なのか」が瞬時に出ないと不安になるという不便な習慣が身についております。

なので、時差は±〇時間だから日本は〇時というのは頭ですぐ計算できても、それが○日で○曜日なのかは、特に複数の国をハシゴするような出張だったり、時差ボケでもうろうとしている頭では計算を間違ったりする危険がありいつも以上に自分を信頼できないので、安心のためにも、ずーっと日本出国前からつながった時間で動いている時計が欲しいのです。

2つの種類の時間を表示するという意味ではメインの文字盤+小窓のような文字盤で2つの時間を示すことができるような時計もありますが、これは文字盤上の情報が過多になり好みではないのです。

インターネットで「海外旅行用の時計」とかで検索をすると、GPSや電波時計用の信号によって、入国時にその国の正確な時間に自動で合わせてくれる時計などがヒットしますが、海外の一時滞在先の生活上で秒単位の正確さは不要ですし、行きの飛行機の中で時計の龍頭を回して主導で現地時間に合わせれば十分で、私はそのような機能は不要、とまで言わないでも上記の3つの条件のほうがより重要と考えます。国外行きの飛行機の中でクルクル龍頭を回す作業も、海外に行く感が出る味わい深い作業ですし。

とはいえ、この手の多機能な時計はAmazonの中華産時計では割と2つの国の時刻表示が可能な時計はあるのですが、あまり身に着けたいとも思えないのもまた事実・・・。どうしたものかととも思っていたのですが、思わぬところから条件を満たす腕時計が出てきました。

私の理想の海外旅行用の腕時計はCASIOのPRO TREKのPRT-50

前節のなかなか厳しい条件を満たし身に着けたい、相棒と思える時計が、CASIOの山用時計PRO TREKのPRT-50で、↓こんな時計です。

このPRT-50はCASIOが今も販売しているアウトドア用の腕時計PRO TREKシリーズの黎明期に出たモデル。

本格アウトドアギア PRO TREK(プロトレック) - 腕時計 - CASIO
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このPRT-50は文字盤は比較的シンプルなアナログ時計です。当時のPRO TREKのフラッグシップモデルでもなく、どちらかというとマイナーモデルに位置づけられるものと思います。2019年時点でモデル名で検索してもCASIOの公式サイトのようなものにはヒットせず、ヤフオクとかメルカリとかで中古品がたたき売られているサイトばかりヒットしますもん(^^;

PRT-50の文字盤と液晶の2層構造が理想の海外時計を実現

このモデルが私が海外用時計に求める両立困難な2条件の①シンプルな文字盤のアナログ時計と②現地時間と同時に日本の時間・日付がすぐに把握できる機能を両立している仕組みを紹介しましょう。

上の写真のシンプルな文字盤状態から、右下のボタンを押すとこのとおり。↓


アナログ時計の文字盤の上にデジタルの時計表示がされるのです。PRT-50はアナログ時計の文字盤の上にデジタル表示の液晶が置かれている2層構造になっています。さらに↑の写真のとおり、デジタル表示モードでは日付も曜日もきっちり表示。

デジタル表示は本稿の1枚目の写真に写っていないように、不要な時は消しておくことができます。というより必要な際にデジタル表示を呼び出すイメージでしょうかね。このデジタル時計が不要な時は消しておけるのがポイントが高く、普段の見た目はシンプルなアナログ時計のみです。

そして、デジタル表示させた際、デジタルの文字がアナログ時計の針や文字盤の上層に表示されるのが非常に良い。というのは、デジタル表示される情報が必要だからこそ、ボタン操作をしてデジタル表示させるわけですので、デジタルの情報の視認性が高いのはとても大事です。
アナログの文字盤の一部に液晶を配置し、デジタル表示ができる時計も多く売られておりますが、この場合は長針や短針の下にデジタル表示が来るので、針の配置によってはデジタルの情報が見にくい場合も。細かい部分ですが、PRT-50の液晶の配置、表示の仕方だと、デジタルの情報はアナログの文字盤や長針や短針の上に表示されるので、これらにデジタル表示の情報が干渉されることはありません。細かい点ですがPRT-50は使い勝手がいいのです。

なお、PRT-50のアナログの時計とデジタルの時計は独立して動いているので、片方は現地時間、片方は日本時間というような設定が可能。私は海外に出たらアナログのほうを現地の時間に合わせて、デジタルのほうは日本の時間・日付のままにしておきます。

PRT-50は気圧計や気温計機能を持つ高機能時計

PRT-50は私は海外旅行の最適時計ではないかと考えておりますが、もともとはアウトドア用のPRO TREKシリーズの時計。気圧計や気温計を備えます。左下のボタンでモードを切り替えると、、、

気温や気圧と気圧変化を計算した高度計表示がされます。海外ではあまり使うことはありませんが。。。

そして、この時計の重要な特徴は、とても堅牢な作りの時計であるということ。PRT-50は90年代後半に発売されたもの。今回の写真に写っている時計は、販売当時まだリアルな中高生だった私が気圧計や温度計機能を持つ高機能の時計が欲しくて(いかにも中高生が欲しがりそうですよね。しかし、当時はG-SHOCKが空前のブームでしたが、それを横目に立ち上がったばかりのPRO TREKを購入する辺り、渋いチョイスだなと思います。)購入したもので、かれこれ20年ほどの付き合い。電池は何回も変えましたが、故障で修理に出したことはなく、現在も正常にすべての機能が動作しています。
制作したCASIOは当時からG-shockの技術がありますから、頑丈な腕時計を作るのはお手の物でしょうし、PRO TREK自体がアウトドア時計ですから、普通の時計より過酷な使い方を想定されて頑丈に作られているはず。ちなみにPRT-50のカレンダーの西暦の設定可能な範囲は95年-39年でした。44年間の範囲で設定可能で、現在は当初からその半ばを過ぎましたがまだまだ現役で頑張ってもらおうと思います。

夜も視認が可能なようにバックライトも。これも現役で動いています。

このPRT-50は山用時計として出されたものですし、私自身もアウトドア目的として購入したのですが、これほど海外旅行時に役立つ時計になるとは思いませんでした。

PRT-50の欠点は、、、?

これまで賛美に満ちていたPRT-50も欠点がないわけではないのです。それは機能的な欠点はなく、あまりフォーマルな見た目ではないこと。本来はPRO TREKというアウトドア用の時計なので、フォーマルさを求めても仕方ないのですが、スーツにはやはり微妙な場面も。

また個人的な好みでいえば、センサーのカバーの金色金具や、「SENSOR」のオレンジ色の文字は微妙な配色と思いますし、アナログ時計の文字盤・針も金色ですが、もう少し抑えた色のほうが好みです。本体4つの各ボタンの名前「ADJUST」「MODE」「MMEMORY」「LIGHT」も慣れれば、いちいち見て操作するわけでもないし、要らないんじゃないかなと思います。入れるならケースと同じ黒色の彫り文字で目立たないのが良かったなと。

と、グダグダと批判をしようと思えばひねり出せますが、そもそもデジタルとアナログ時計が合体したようなデジアナ時計はアマゾンでたくさん売られているのですが、文字盤情報が多かったり、アナログ時計の下にデジタル表示されていたりするものが多くらやはりPRT-50は優秀だと思いますし、他の時計にも心奪われることはなく、、、です。

デジタルが上層になるアナログの2層構造の腕時計を復活してほしい

CASIOのPRO TREK、G-shockの現行モデルや他社の製品でも、アナログが下層で、デジタルが上層表示の腕時計は私が2019年0月下旬に調べた限り見当たりません。90年代に普及した技術が今の時代ではレアな商品になっているのかも。

CASIOは90年代後半にはPRT-50以外でも、デジタルとアナログの二層構造の時計を何種類か出していたようですし、当時の技術を活かしてこのデジタル(上層・不要な時はデジタル表示を消すことができる)とアナログ(下層)の2層構造の、シンプルな海外旅行用の腕時計を出してほしいです。結構売れるような気がしますが(^^;

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