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【物を増やさない単身赴任生活】・鍋は中華鍋一択!合羽橋で山田工業所の打出し片手中華鍋を購入

先回のエントリーでは香港・上海街で中華鍋を探してきたのですが、気に入ったものにめぐり会えず、中華鍋を購入せず、日本に戻ってきたことを書きました。

結局日本で購入するわけですが、日本で中華鍋を探すといったら、中華の観点なら横浜中華街が思いつきますし、厨房道具という観点なら日本が誇る合羽橋道具街が思いつきます。今回は我が家から比較的行きやすい合羽橋へ行くことにしました。私も何回か行ったことがあり馴染み深いですし。

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合羽橋道具街に行く前に、、、。日本の製品で伝統的な黒くて鉄の中華鍋を買おうと思ってネットで情報を集めると、”山田工業所”の製品に行きつきます。

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これぞイメージどおりの中華鍋。山田工業所の中華鍋は単純な鉄のプレス加工ではなく、鉄を約五千回くらい叩いて作る”打ち出し”という方法で作るそうです。良いですね。購入の候補にします。

合羽橋に多くの厨房器具を扱っている店が集まっていますが、中華鍋については、どこの店もこの山田工業所の製品をメインで扱っているのでした。それほどメジャーなんですね。

なのであまり鍋そのものをどうするかで迷うことはないですが、そんな中、迷う点は以下のとおり。
・持ち手が両手の広東鍋にするか、片手の北京鍋にするか。
・鍋の直径。
・鉄の厚さ。(山田工業所の製品でも1.2mmと1.6mmのものがある。当然薄いほうが軽いのですが、実際手に取ったときの重さはどんなもんでしょうか。)
・持ち手を木にするか鉄むき出しにするか。
・さび止めのニスがついているか(使用前に自分でニスを焼ききる必要がある)orすぐ使えるようにニス焼き済み(ニス付きに比べ少し高い&扱っている店が少ない)のものにするか。
・店によって多少の値段の差
その辺を見極めて買うことになるかと思います。

合羽橋で山田工業所さんの中華鍋と初対面。これは、、、武骨でカッコいい。持ち手部分の溶接?もさすがです。やっぱり日本製は信頼できます。中華鍋も香港まで探しに行ったのに、それより日本製が良いのかと思うと不思議な気分ですが・・・。

私が買ったのは、山田工業所の片手の中華鍋(北京鍋)で直径30cm、厚さ1.2mm、持ち手は鉄むき出し、さび止めニス付きという極めてオーソドックスなものになりました。やはり家庭で取り回すものなので扱いやすさも重視してそれほど大きくなく重くなくです。山田工業所の中華鍋は27cm~39cmまで3cm刻みで大きさが異なる商品がありますが、家庭用は27~33cmくらいかなと思いました。

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購入したのは合羽橋にある東洋商会さん。値段が私が見た限り合羽橋でも3本の指に入るくらい安かったのと、ちょうど私が訪れた際に、昼から酒を飲んで合羽橋のいろいろな店に絡んでまわっていた酔っ払いを店長さんが一喝して追っ払っていた男気がかっこよかったから。サイトはこちらです。(おかしの森と書いてあるけど、中華鍋の売り場の方はそんなにメルヘンチックな感じじゃなかったです(^^; 私が中華鍋を買ったのは1Fの方ですね。)

買ってきた中華鍋とお玉はこんなのです。

中華お玉は我が地元新潟・燕市の若林工業さんのもの

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お玉は黒皮鉄、ツナギ棒とパイプ柄はステンレスでがっちり溶接してあります。やはりお玉も中華用にしたい。

中華鍋の持ち手

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柄のところには富士山マークの”打出し ”と直径を表す”30”の文字。

中華鍋は料理に関しては万能選手ですが、この形状で家庭で取り回すには少し困ったこともあります。それは中華鍋は底が丸く、そのままガスコンロやテーブルなどの平面に置くと、あまり安定しないのです。↓のような具合です。
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ひっくり返ることは無さそうですが、グラグラするし、煮物はちょっと怖い。おちおち炒飯を炒められません。

そこで中華鍋用の補助五徳を購入しました。モノはこんなやつ。
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↑に写っている我が家のガスコンロはハーマンのプラスDoですが、この補助五徳はガスコンロ市場ではハーマンの競合社にあたるリンナイ製のものです。しかし、まるで純正オプションのようにプラスDoにぴったり!雰囲気も我が家の武骨ハーマン・プラスDoとよく合います。この補助五徳は6本足の五徳のコンロと相性が良さそうです。

(現在リンナイ製のものは製造中止のようです)

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中華鍋を載せるとこんな具合。
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安定感が格段に良くなりました。

それに補助五徳をしたままでもUNIFLAMEの鍋を置けるのが便利です。
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新居では補助五徳はコンロに装着したままになりそうです。

そしてもう一つ購入したものがあります。中華鍋は通常、蓋をしないで使用しますが、私は中華鍋でカレーや煮物を作ることも考えていますので、蓋も購入しました。中華鍋用ではなく汎用品です。無骨な中華鍋に合うような金属の蓋が欲しかったので、アカオアルミさんの蓋を選びました。
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がっちりした持ち手がお気に入りです。

蓋の直径は中華鍋と同じ直径の30cmのものにしました。ちょっと内側に落ち込むような感じですがほぼぴったり。
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もうワンランク大き目の蓋でもいけるような気もしますが、外側にはみ出ると中華鍋の持ち手と干渉しそうですから、これくらいが無難だったかもしれません。(蓋のシールは撮影後、剥がしました)

そうそう、煮物やカレーを作るには、鍋の容量が大切です。
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直径30cmの中華鍋このくらいの水が入りました。計ってみたら約3リットル。これ、5合炊きの文化鍋くらいの容量になるので、単身生活でカレーを作るには十分な容量です。

中華鍋は単身赴任用に買ったのですが人情としては早速使ってみたい。ので、鍋のさび止め用ニスを焼き切る空焼きも単身赴任に出る前にしたのですが、それは長くなったので次回に回します。

一応今回紹介した物をご参考までまとめておきます。中華鍋シリーズを買ったのですが、謀らずも全て日本のメーカーのものになってしまいました。

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次回は中華鍋を使用する前に行う空焼きの様子を紹介します。

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