男くさくて鉄の塊でできたフライパンが欲しい!

我が家のフライパンは、私が大学に入学して一人暮らしを始めたときに、祖父母の家で、どこかから貰って未使用のままに転がっていたフライパン。使用開始して既に20年近くが経過しています。

このフライパンは約20年の相棒ですから、離れがたいのですが二進も三進もいかない状態になり新しく新調することにしました。買うからにはかっちょ良くて男らしいアツいフライパンが欲しいものです。

我が家のフライパンの寿命

新しいフライパンに入る前に、我が家の今までのフライパンの様子です。一人くらいを開始して以来、約15年の油汚れが降り積もり・凝り固まりフライパンの側面から底面を覆いつくしています。

不精をしてあまり手入れしてこなかったですし、真ん中が凹んでそこに油や水分がたまる変な構造になっていました。

中華鍋を買ったら最初に行う焼き切りの要領で、汚れを焼き切ろうとがんばったのですが、、、油や汚れは炭化するけどフライパンにこびりついて、全く取れない。表面上はひびが入ってぽろぽろ取れそうなのですが、これが無理なのです。

ノミとかなづちで汚れを剥げないこともないけど、このフライパンはアルミ製で、何かのコーティングがされていた気がします。無理にコゲを剥がすとコーティングを突き抜けて下地が出てきそうです。といってコゲのまま料理をするのもな。

二進も三進もいかないですし、愛用している山田工業所の鉄製の中華鍋の優秀さに惚れていることもあり、フライパンも重厚な鉄製のものが欲しいなー、と長年ぷすぷす思ってきたところもあり、新しいフライパンの購入を検討することにしました。

鉄のフライパンが欲しい!

フライパンといえば、焦げ付きにくいテフロン樹脂加工のものが全盛の昨今。これは便利そうではあるのですが、表面のテフロン樹脂が敏感肌で大切に洗ったり鋭利な物で傷をつけないように扱わないとテフロンがはげてくるし、大切に扱っても数年もすればやっぱり表面のテフロン樹脂ははがれてしまう。私としては、そんなお嬢ちゃんのようなフライパンは願い下げです。

2019年現在、日本で売られている家庭用コンロ最強クラスの我が家のガスコンロ「+do」の4510kcal/hの炎(ちなみに日本には”一般家庭用のコンロは一口5000kcal/h以下にすべし”という基準があるそうです)を受け止められて、

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ガッツンガッツン五徳にぶつけたり荒々しく扱ったりしても、へこたれない男フライパンが欲しいなと思います。IH対応とかちゃらくさい機能は我が家では無視です。ムシムシ。香港まで中華鍋を探しにいって結局かっぱ橋の道具街で買った中華鍋と同じ鉄100%のフライパンを検討することにしました。

 

購入候補になった鉄フライパンたち

鉄フライパンといっても本当に種類が多い。どれを買うか悩み、いろいろ吟味・検討していきます。今の時代、解説や購入者のレビューサイトも多いですしね。私が検討したモノたちは以下のようなものたち。

【山田工業所】 鉄打出しフライパン

最初の購入候補になったのは私が持っている中華鍋と同じ山田工業所の打ち出しフライパン。この中華鍋が非常に良いので、フライパンも山田工業所の商品なら大丈夫だろうということから筆頭候補でした。

各サイトのレビューもよく、値段も手ごろで、「購入しても良い!」と思うのですが、人気商品らしく、入荷まで数ヶ月待ち。。。我が家のフライパン状況は風雲急を告げており、悠長なことは言ってられないので泣く泣く却下。

【パール金属】 鉄職人

金物加工の街の新潟県三条市のパール金属さんの製品。2000円未満という圧倒的安さとAmazonレビューの評判の高さで「とりあえず迷ったらこれを買う」でも良さそうです。我が家の圧力鍋がパール金属さんのもので、圧力鍋も安い割りにしっかりした良い商品なのでメーカーの安心感もありました。

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狙いを外してもそれほど痛くない価格帯ですが、そもそも高評価が多いので皆さん満足される物なのだろうな、と推測できます。

【リバーライト】 極 ジャパン

「鉄のフライパン」で、それなりのものを日本で探そうとすると、まず購入候補になるであろう品です。

これは近所の百貨店で実物が扱われていたので、実物を触りました。握る部分が木製というのが想像以上に好みではなく、あと軽すぎる、、、。いや、機能上、鉄の取っ手より木の取っ手の方が熱くなりにくくて握りやすい、軽いほうが扱いやすい、というのは理にかなっているのはわかります、でも私の琴線に触れないのです。申し訳ないですが、購入候補から外しました。完全に好みの問題ですね。

【柳宗理】 鉄フライパン

忘れちゃいけないのが、プロダクトデザイナーの柳宗理氏のデザインされた鉄フライパン。

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左右が広がったような面白い形状です。値段も手ごろです。この面白い形は「物を皿に移す時に動かしやすいように」という観点だそうな。

、、、が、やはり取っ手が樹脂で、これが好みではない。男としてはやはり取っ手まで鉄一本であって欲しいのです。

【Turk】 クラシックフライパン

舶来品に目を向けると鉄のフライパン分野で圧倒的に支持されているのがドイツのTurk社製のフライパン。中でもそのクラシックフライパンは無骨な見た目で男らしいデザイン。一つの鉄の塊を職人が鍛造し、一本のフライパンへと作られています。こういうストーリーは大好きです。

なんというか「肉食の文化!」という匂いがぷんぷんするデザインでかっこいいです。反面、縁の高さはないので炒め煮や大量の野菜を炒めるような行為は苦手そうな印象。ま、我が家の場合、炒め煮などある程度調理器具の深さを要する料理を行うとしたら、山田工業所の中華鍋でやればいいので、フライパンに深さは求めませんが。

そしてTurkのフライパンはクソ重い。比較すると先述のパール金属の鉄職人の26cmが950gに対し、Turkの26cmは1700g。二倍近く重いのです。その分、蓄熱量が大きいということだと思いますが。

【Turk】 ロースト用フライパン

Turkのフライパンにはクラシックフライパンのほか、ロースト用と称されるシリーズもあります。ロースト用は機械でプレスして作ってあり、取っ手も溶接で後付けです。クラシックは鉄の塊を職人が伸ばして作るのに対し、より簡便な方法で作られているようですが、機能に差があるわけでもなく深型やハンドルの形状も何タイプかあるようで、なによりクラシックシリーズより安い

クラシックは無骨でかっこいいですが、実用性を求めるならロースト用もありと思います。特に深型の28cmなら大抵のフライパン料理はこなせる万能ではないでしょうか。我が家はこれまた万能の中華鍋がいるので、買うなら肉焼きに特化していて、かっこいいクラシックかな。。。

どのフライパンを買うかの検討の末に

上のようなフライパンを購入候補にして検討しました。私が最も引かれたのは無骨さ男臭さが強いTurkのクラシック。これを購入候補の最右翼とします。

一方でTurkのクラシックの最大のネックはその重さ。他の製品に比しても相当重いので、女性からは敬遠される評価もあるようです。我が家でもフライパンを一緒に使うであろう妻の同意が得られるかはポイントです。Turkのクラシックフライパンは非常に重いので非力な女性には扱いにくいという話もあり。妻が難色を示した場合はパール金属の鉄職人が次点か。

妻に検討の結果、Turkのクラシックが欲しいけど相当重くなることを伝えつつ商品写真を見せましたが、あまり重さを気にするそぶりもなく、あっさりとTurkのクラシック購入に同意。大丈夫かな?(^^;

サイズは3人家族なので大きめな28cmにすることにしました。重量は約1.9kgのフライパンです。

Turkのクラシックフライパンを買う場合、正規輸入品と並行輸入品のどちらが正解か

そしてTurkのフライパンを購入する際に悩む点として「正規輸入品」と「並行輸入品」をどちらが買えば良いのかというのもあります。ネット上でも両方売られておりますし、値段が結構違うのです。

正規輸入品↓

並行輸入品↓

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これをどう解釈して納得し購入するかですが、それぞれメリット・デメリットもあり、正解はありません。私の解釈は以下の通り。

○正規輸入品は代理店となる会社がドイツのTurk社に「御社の商品を日本で売りたいので、正規輸入品として仕入れさせてください。正規輸入品の日本国内のクレーム対応や保証などもうちが責任を負いますので・・・」的な感じでちゃんと話を通し、仕入れて販売をしているもの。国内での保証やクレーム対応、販促や広報などもやっている分、品質は確かだが、これらの対応コストが商品価格に反映されて、高額になっている。

○並行輸入品はTurk社には話は通さず、日本国外で売られているTurk社のフライパンを仕入れて、日本で海外の仕入れ値以上で売りさばかれている品。メリットデメリットは正規品の裏返しで、日本国内での保証や品質に関するクレームなどは一切受けずの現状渡しだが、とにかく安い。物は偽物ではありません。

どちらを買うか、これは非常に悩ましい。結局個人の判断になりますが、我が家は以下の理由で並行輸入品を選択しました。

・並行輸入品といっても、(コピー製品だったり、騙すとかそういう特殊な事例は除き)ドイツのTurk社のちゃんとした製品であることにはかわりな

・鉄のフライパンという製品の特性から考えると、電化製品などと違って故障などはまず考えられず、保証は必要ない。Turkのクラシックフライパンは100年もつといわれるくらいですし。鉄の調理器具の手入れは山田工業所の中華鍋で慣れていますし、ある程度の手入れは自分で出来る自信もあり、その辺は割り切りでよいかなと。

並行輸入品は販売者の管理が千差万別で、錆だらけだったりするのが届く場合もあるようだが、↑のとおり、自分で手入れするつもりなので問題ないでしょう。鉄のフライパンなら錆びていても削って磨いて油を塗れば問題はないはず。

・偽物のおそれについては、並行輸入品の仕入れ業者やレビュー、値段などを調べた上で、正規品がこの価格帯の製品ならコピー品を作るほうが、かえって手間であると考えられ、コピー品を作るうまみはないだろう。よって並行輸入品でも本物のTurk社製のものであると推測。

・当初は正規輸入品でも並行輸入品でもなく、直接ドイツの業者から購入するのが一番安いんじゃね?と思って個人輸入の手も考えました。しかし2019年5月時点でドイツのAmazonサイトのページで見てみると、109.95ユーロ。この時点で1ユーロ120円くらいでしたので、大体13000円程度。この値段なら日本の並行輸入品と大して変わらない値段になり、さらに個人輸入の場合、本体に加え配送料や税関の手続きがあるので、むしろ並行輸入品を買ったほうが楽で安くなるんじゃないかな、、と。

以上の理由で、結局Turkのクラシックフライパンの28cm並行輸入品を購入しました。

長文になってしまったので、届いたフライパンと試し焼きの様子は次回(↓)で行いたいと思います。

クソ重いTurkの鉄製フライパンが届いた&使用の感想
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