スイス旅の記録。再開です。前回はこちら。
スイスのローザンヌにやってきました。ローザンヌは国際オリンピック委員会(IOC)のある街です。駅中の観光案内所でもらった地図によると国鉄ローザンヌ駅の北側に旧市街が広がり、南側はレマン湖に面し、湖畔のウシー地区にオリンピック博物館などがあるようです。が、まずは駅北側の旧市街側から攻めようかなと思います。
旧市街にはシンボリックなノートルダム大聖堂(ローザンヌ大聖堂)やサン・メール城があるようなので、それらを目指しつつ、ぶらぶら歩くことに。
しかし、ローザンヌに着いたのが8:30くらいで朝飯がまだでした。朝飯を食べてから歩くことにします。朝早いのでまだ食事をとれるところは開いていません。開いている店はせいぜい駅の売店くらい。そこで、日本ではまず私は行くことがないけど世界共通なこちらの店に↓
一度「ものすごく高い」と言われるスイスのマクドナルドに来てみたかったのです。多分、出される商品の品質は世界中の店でそこまで格差はないと思いますが、その国の物価に応じてお値段が変わるので、マクドナルドのメニューの価格が物価の指標になると聞いたこともあります。確かにこのお値段には原材料の他、人件費、場所代なども反映されているはずなので、理にかなった指標になるようにも思えます。
↑頼んだベーコン卵マフィン。日本のと同じ、、、なのか?普段食べないからよくわかりません。
ちなみにこちらがスイスのマクドナルドの価格表。
ビッグマックが単品で6.5スイスフラン(728円)。ハンバーガーが2.5スイスフラン(280円)、チキンナゲットが6ピースで5.9スイスフラン(660円)。
日本のマクドナルドはそれぞれビッグマックが390円。ハンバーガーが110円。チキンナゲットが5ピースで200円(6ピースだと240円)。マクドナルドに限って言えば2~3倍の価格です。いやはや。やっぱりスイスの物価は高いです。
値段の割に満足感の乏しい朝食を終え、ローザンヌの街へ繰り出します。外国のよくわからない街をほっつき歩く時の、楽しさ。久しぶりです。何をするわけでもないですが、見知らぬ街の日常を見るのが、自分がいない純な世界を見るようで面白いのです。
、、、しかし、ローザンヌの旧市街は坂道が激しい。
写真を見てると頭が変な具合になりますが、同じ店舗でもこんな具合な建て方なのです。
駅から激坂を登ることしばし。シンボリックな教会があります。サン・フランソワ教会。屋根にカラフルな何かがいます。近づいてみると鳥の置物でした。(なぜこんなものを?)
さらに高い方に歩くと「正義の女神の噴水」。
ずいぶん極彩色な女神像で新しそうな噴水です。
水を見たら遊びたくなるのは世界の子供の共通。遊びたがる子どもに手を焼く母ちゃんも世界共通。娘がいたら全く同じ光景が繰り広げられるだろうな、、、と思います。
噴水からほどなく、州立博物館。左右対称の美しい建物です。
建物は好きですが、中の美術品は私にとっては豚に真珠なので、美術館には入らず街をうろつくのを優先です。
町の不動産屋の窓ガラスに貼ってあった広告。おそらく別荘地の不動産。この国の裕福さが窺えます。
右下のは1億円以上!左上はコスタ・デル・ソルのもので4000万円弱といったところでしょうか。
街にあった落書き。
カラフルな心臓の絵と「ほかに何かいる?」と英語で(ローザンヌはフランス語圏)。うまいですが、落書きされた側はやっぱりたまらないだろうなぁ。。。
街の高みにあるローザンヌ大聖堂を目指し登ります。相変わらず街はおかしいくらいの急坂。
坂が多くて大変だと思うのですが、駐輪場もありました。電動アシストではない普通の自転車で、こんな坂の街で乗ったら大変なことになりそうです。自転車もかごがなくて日本のものとは雰囲気が若干違う。鍵の掛け方も駐輪場のワイヤーの輪に自転車を固定するというもの。
だいぶ高台に登ってきました。目的地である街のシンボルであるローザンヌ大聖堂前周辺から眺める。写真の左のものはカラフルな鳥を屋根に乗っけているサン・フランソワ教会
赤茶色の屋根の古い家が連なっています。古くからのヨーロッパの建物!という感じがむんむんします。このような家で暮らすのはどのような感覚なのか興味があります。
見下ろす家の中には古いだけではなく、こんなシャレがある家も。
スイス国旗のロボット?レゴ?が煙突に埋め込まれている。
街の一段と高く見晴らしの良いところにあるローザンヌ大聖堂に到着です。入り口の彫刻が鬼のようです。
持ってきた地球の歩き方によると、このローザンヌ大聖堂は「スイスで最も美しい教会」と言われているそうです。確かに中は美しい教会でした。
だいぶ長くなってきたのでローザンヌ大聖堂の中は次回へ。
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