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【野生アザラシ撮影の装備紹介】遠征に持って行く小物と収納の工夫

アザラシ撮影の遠征ではカメラの記録メディアであるSDカードや予備バッテリー、カメラやスマホを充電するための充電器やケーブル、カメラやレンズの簡易的な清掃グッズなど、たくさんの小物を持って行きます。

アザラシを確実にそして快適に撮影するためには、こうした小物も忘れずに持参して必要なときにすぐ使えるように収納しておきたいものです。

これらの小物は何度も遠征を繰り返す中で、自分のスタイルに合うように少しずつチューニングされてきました。もちろん今でも常に最良の組み合わせを考え続けています。

持って行く物もその収納方法も人それぞれ、千差万別だと思いますが、今回はそんな私の現在の装備をまとめてみました。

左上は充電器や充電用のケーブルたち。
右上の丸い二つはレンズのフィルター関係。
下段左下から中央は交換用の記録メディア(SDカード)やレンズのクリーニング関係の小物にカメラの予備のバッテリーたち。
右下はフィールドや旅先で出会った様々なもの+αを記録する野帳です。

これらを二つのケース↓に分散して収納し、遠征に持って行きます。

今回はこれらの持参している小物たちと収納している↑の黒い収納ケース(?)を紹介します。

1.スマホやタブレット、カメラーのバッテリーの充電器とケーブル

まずは各種充電器とその充電ケーブルから。

1-1.USBカーチャージャー

私は北海道の空港に到着したらまずレンタカーを借りて撮影地に移動します。最近の車はUSBポートが付いていてケーブルを直接突っ込めるものも多いですが、それでもシガーソケットからUSB電源に変換できるカーチャージャーを持って行くと安心です。物にこだわりは無く旅先のDAISOでぱっと買ったこちらをずっと愛用しています。壊れたらもっとコンパクト&高性能のものに買い替えようと思ったのですが、もう何年も使っています。耐久性が高く素晴らしい。

1-2.充電器USB2ポートタイプ

普通の家やホテルのコンセントからUSBケーブルで充電するための充電器。多摩電子工業さんの製品です。これも旅先のコンビニで緊急用に買ったものだったような?そういうものが結構多い。。。
USB-A端子が2口ありって、電源プラグの部分を本体に収納するとコンパクトなサイコロ状になります。この形が気に入っています。

1-3.カメラのバッテリー用の充電器(CanonのLP-E6系)

私のカメラはCanonのLP-E6系バッテリーを使用しています。Canon純正の充電器は家庭用コンセントからの充電になるのですが、先ほど紹介した車内のシガーソケットからUSB電源で充電できるようにしたくて、NEEWER社の充電器を購入しました。
バッテリー関係の製品に中華系メーカーを使うのは少し不安もあったのですが、実際に使ってみると普通に使えています。しかもバッテリーを2個同時に充電できる優れもの。車で移動している間に充電できるので、撮影中にバッテリーが切れる不安はほぼなくなりました。ただ不満点がひとつだけ。本体の給電端子がマイクロUSBなんですよね。ここはUSB Type-Cの物が出たら買い替えようかな。

1-4.各種機器を充電するためのUSBケーブル

私が遠征に持って行く機器は、充電する側の端子規格が3種類あります。先ほど紹介したカメラ用バッテリー充電器はマイクロUSB、iPhoneは古い機種なのでLightning、タブレットなどはUSB-Cです。そのためケーブルも3種類用意しており、これが地味にかさばるんですよね。
今後は徐々にUSB-C規格に統一され、ほかの規格は淘汰されていくのではないかと思っています。

2.レンズのフィルター

続いてはレンズのフィルター。

野生のアザラシを撮影する際には超望遠レンズを使うため、フィルター径もとても大きくなります。私が使っているのは95mmや82mmのものです。私はフィルターを使って撮影することがあまりなく、使うとしてもC-PLフィルターくらい。遠征中に一度も使わないこともあります。「それなら持って行かなくてもいいのでは?」と思うこともあるのですが、遠征先で「使いたい!」と思ったときに持っていないと悔しい。そんなわけで、半ば意地で持って行っています。
カメラのレンズには保護フィルターを常時つけっぱなしにしています。アザラシ撮影では、風強く波しぶきや雪が舞うフィールドに出かけるので、多少画質が落ちるとしても、精神衛生上、保護フィルターはあったほうが心穏やかに過ごせるんですよね。それでも保護フィルターによる画質への影響はできるだけ抑えたいので、保護フィルターには高性能なKenkoのZXⅡを使っています。比較的高価なフィルターですが、Amazon限定のパックだと通常品よりは少し安く買えます。

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3.カメラ周りの小物(SDカード、予備バッテリー、レンズクリーニングセットなど)

遠征時の撮影を支えてくれる肝な道具たちです。これも日々試行錯誤を重ねており、現段階の布陣になります。

左上は予備のSDカードとそのケース。右側はカメラのバッテリーたち。左下がカメラ・レンズのクリーナーで、真ん中下はカメラのレリーズになります。

3-1.予備の記録メディア(SDカード)たち

私のカメラは、SDカードスロットが2つあるタイプです。
スロット1には、メインの記録メディアとしてLexarの128GB・UHS-Ⅱ・V60のSDXCカード(下の写真の一番左)を挿しています。同じカードを2枚持っていて間違えないようにラベルにマジックで番号を書き込んでいます。写真に写っているのは「1番」のカードです。
スロット2には、バックアップ用としてKIOXIAの256GB・UHS-Ⅰ・V30のSDXCカード(写真の真ん中)を挿しています。ただし、短期の遠征ではスロット1と2の両方にV60のカードを挿すこともあります。

記録メディアたち。一番左がメインスロットに入れるV60の128GB、真ん中がサブのV30の256GB

静止画撮影時はスロット1とスロット2に同じデータを書き込む設定にしています。動画撮影時は書き込み速度の速いスロット1のみに記録する設定です。
スロット1に挿している128GBのメディアがいっぱいになったら、もう1枚の同規格メディアに交換。これで合計256GBです。私はそんなに連写しないですし動画もそれほど撮らないので、これまでの遠征でこれらの記録メディアの容量が足りなくなったことはありません。
ただ容量不足やメディアの不具合が起きたときに備えて、予備のメディアも持参しています。写真の一番右に写っているSanDiskの256GBのマイクロSDカードと、東芝の64GBのマイクロSDカードが予備用のメディアです。どちらもSDカードアダプターに入れてカメラに使えるようにしています。これらは昔使っていたスマホのメディアの流用で、書き込み速度が遅いので、あくまで「予備」という位置づけ。

さらに、これらのメディアまで使えなくなった場合に備え、写真中央の下段には、空のマイクロSDカード用SDカードアダプターを入れています。これは、別に持っていくタブレットの外部記録用として使っているSanDsikの256GBのマイクロSDカードを緊急時にはカメラ用に転用するためのものです。

そして、写真の下段左は空きスロット。ここはこれまで記載した持参記録メディアがすべて使えなくなり、旅先で新しいSDカードを購入することになった場合に備えて…です。

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3-2.SDカードケース

記録メディアであるSDカードの収納ケースについても、実は結構長い遍歴があります。
機能面では製品によってそれほど大きな優劣があるわけではありません。ただ上述した通りSDカード6枚を撮影小物入れの中で場所を取らないように収納したい。しかもできるだけ省スペースにしつつメディアをしっかり保護したいのです。

そんな遍歴の末、現在たどり着いた答えがこちら。

今使っているメディアケースはサンワサプライから発売されている「SDカードケース FC-MMC23SDCL」です。SDカードを3枚ずつ上下に重ねて、合計6枚収納できます。本当に薄くてコンパクトなのです。厚さは何と9mm!1cmにも満たない薄さです。商品サイズはW42×D9×H102mm。SDカードは1枚ずつしっかりホールドしてくれますし、お値段もビックカメラなどで300円くらい。100均の少し高めの商品と変わらないくらいです。この商品を見つけたときは嬉しかったですね。それ以来、ずっと愛用しています。

3-2-1.SDカードケースには無印良品の「小物ケースSS」もおススメ!

SDカードケースは上で紹介したサンワサプライの商品を愛用していますが、それまでは無印良品の「小物ケースSS」を使っていました。こちらもなかなか良い商品なので、紹介したいと思います。

こちらはSDカード専用のケースではなく、汎用品です。無印良品さんの女性用化粧品コーナーに置いてあるので、おっさんには若干立ち入りにくい場所だったりします。化粧品などの小物を入れておくための商品なのかもしれません。

ところが、これが測ったかのようにSDカードにぴったりのサイズ。実際にSDカードを入れるとこんな具合です↓

縦のサイズは本当にぴったり。SDカードを2枚並べて入れられ、右側には少し隙間が空きます。厚さも3枚重ねるとちょうどいいサイズ。つまり、2列×3枚で合計6枚をきっちり収納できます。

とても良い商品だったのですが、若干の隙間があるためケースの中でSDカードが動いてしまうのが気になりました。また、カメラのメディア交換時に1枚取り出して交換後にまた1枚収納するという作業が少しやりにくかったのです。そんな理由から上で紹介したサンワサプライのケースに乗り換えました。

とはいえ、無印良品で100円(! リアル百均)で売られている商品です。SDカード収納をどうするかでさ迷っている人は試してみても損はないと思います。実際に使う場合はスポンジなどのクッションを敷いておくとカードが動きにくくなって良いと思います。

3-3.カメラとレンズの清掃用具

続いてカメラとレンズの清掃用具。下の写真の左下のもの。

青い四角形はクリーニングクロス。もう何年も使っているのでどこの製品だったかな?忘れてしまいました。。。こういったカメラやレンズの清掃用品を多く出しているHAKUBAさんのものだったような。こちらは雨や波しぶきがカメラやレンズのボディに付いた時に拭くためのものです。

左下はHAKUBAさんのレンズペン。これもド定番の商品ですよね。こちらはレンズ(の保護フィルター)に付いたゴミのクリーニング用です。

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3-4.カメラの予備のバッテリー

カメラのバッテリーは、気温が低いと消耗が早くなります。なので、真冬の北海道での屋外撮影はバッテリーの消耗との戦いでもあります。私はバッテリーを6個用意していきます。うち1個はカメラに装着するので、小物入れに収納して持参するのは5個です。

バッテリーを多めに持って行くのは、文明の地で就寝・充電できずキャンプで連戦……なんてこともあるからです。とはいえ、いつもそんな過酷な遠征をしているわけではありませんし、そこまで撮りまくることも少ないのでCanon純正のバッテリーを2~3個使い回すことで、たいていはしのいでいます。

サードパーティ製のバッテリーは「何かあったときのお守り代わり」といったところでしょうか。

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4.野帳

野帳とはフィールド記録用のノート。私が使っているのは大学時代から愛用しているコクヨの野帳。「野帳」の代名詞的な商品で昔からある24枚綴じの防水タイプです。海沿いだったり雨や雪に降られることもあるので防水仕様の物を使っています。

今使っている野帳は今年の父の日に小学生の娘がシールでデコってくれました。

【野生アザラシ撮影の装備紹介】父の日にもらったフィールド記録用野帳(アザラシ仕様2026年版)
父の日に娘からプレゼントをもらいました。アザラシ観察に使っている野帳をデコレーションしてくれたのです。私がアザラシ観察に使っている野帳まずは私が使っている野帳に…

野帳の中には遠征の計画。遠征時の記録(天気や風、波高、アザラシの出没ポイントや出没状況、交通機関の状況、食べたカツ丼、泊まった場所、その他気になったこと)を記録しています。

開いて本体をカバーに挟んで固定する部分は半透明状のポケットになっているので、遠征の計画を立てやすいように小型のカレンダーを挟んでいます。

このコクヨさんの防水野帳は日本の紙幣とほぼ同じサイズ。なので、野帳は緊急時に備える財布代わりにも使えるのです。カバーが付いているこの防水仕様タイプの野帳だけができると思うのですが↓のように裏表紙とカバーを止める部分に1万円札を3枚入れて、、、

裏表紙をお札の上に差し込めばこんな感じ↓外からはお金が全く見えないように収納できるのです。素晴らしい。

旅先でカードが使えない時や現金が尽きた時のための備えになります。

筆記用具は小型のシャープペンシル。ZEBRAの「手帳用 シャープ0.5 TS-3」です。海沿いや雨や雪の中で書くこともあるのでインクが滲む可能性があるボールペンではなく、シャープペンシルを使っています。この小型シャープペンシルが300円程度というのは信じがたい。ZEBRAさんの価格設定はバグっているように思います。

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5.小物たちを収納するケース:無印良品の「ナイロンメッシュ 吊るして使える洗面用具ケース」&「ポリエステル 吊るして使える着脱ポーチ付ケース」

これらの小物をまとめて収納しアザラシ撮影の遠征に持って行くわけですが、もちろん個別バラバラに持って行くわけにはいきません。

小物をまとめて入れられるケースは、カメラ量販店や百均でいろいろ物色してきましたが、今のところ無印良品の汎用品に落ち着いています。

おそらく旅行中の化粧品や洗面用具などを入れることを想定した商品らしく、こちらも女性客の多いコーナーに置いてあります。そのためおっさんが商品を吟味しているとちょっと場違いな感じもありましたが……。これがおっさんのカメラ小物入れとしてもちょうどいいんですよね。

物はこんな感じです。

左が「ナイロンメッシュ 吊るして使える洗面用具ケース」で「ポリエステル 吊るして使える着脱ポーチ付ケース」です。

ナイロンメッシュの方が一回り大きく、広げると↓のような形になります。

どちらも、収納するときは三つ折りにして、ベルトをくるっと回して固定するタイプです。

きつきつに詰めれば、たぶんどちらか一つにまとめられるとは思うのですが、特にフィルターを持って行くと余裕がなくなるので、2つに分けています。

一つには、撮影現場の最前線に持って行くアタックザックにも入れておきたいもの(予備バッテリーやSDカードなど)を入れ、もう一つには、最前線現場では使わないもの(充電器や充電ケーブルなど)を入れる、といった具合で収納を分けています。また、カメラの予備バッテリーは飛行機内に持ち込む必要があるので、バッテリーが入っている方は、ケースごと機内持ち込みの荷物に入れるようにしています。こんな使い分けができるのも便利なところです。

アップで撮るとこんな具合。

ポリエステル(左)はケース自体がしっかりした布で出来ているのでに多少のクッション性や防水性はあるけどケース自体がかさばる感じです。
ナイロンメッシュ(右)はクッション性、防水性は皆無だけどペラペラでケース自体の場所はとらないし軽い。
どちらが良いかは、好みや使い方の問題かと思います。

ちなみにポリエステルの方は真ん中のポケットがポーチ状になっていて、ボタンで外すことができます!

が、私にはわざわざ着脱して使うシーンは今のところない。

(おまけ)遠征撮影時のザックやスーツケースについて

こういった撮影用の小物はカメラマン向けのザックを使えば、細かな収納もカバンにあると思われるので、個別の小物入れは必要なくなるのかもしれません。

ただ、私自身はカメラマン向けのザックは使っておらず、遠征には登山用のザックかスーツケースで出かけています。割合としては、登山用ザック:スーツケース=4:1くらいですかね。

カメラマン向けのザックを使わない理由は、キャンプをしながら撮影することもあるからです。キャンプ用のシュラフなどの装備に加え、極寒に備えた防寒具なども持って行く必要があります。こうした荷物をカメラマン向けのザックに収めるのは大変です。それなら手近にあった登山用の45リットルザックを使おう、ということで、今に至ります。

遠征で使う45リットルの山用ザック

カメラマン向けのザックは、カメラやレンズ、撮影用の小物を収納するには便利だと思います。ただ、キャンプ用品のようなかさばる荷物まで一緒に入れるとなると、なかなか難しそうです。

遠征時は、登山用ザックの底にシュラフを入れてクッション代わりにして、防寒着や手袋、マフラーなどでカメラやレンズを包んで収納することが多いです。

遠征用のカバンについても吟味に吟味を重ね(?)今のスタイルに落ち着いています。このあたりの話もまたどこかで紹介したいと思います。

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