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知床ダイビング2本目。豊饒さに圧倒される知床の海の中~2014夏・北海道旅行・その6~

北海道旅行の記録。先回に引き続きダイビングです。

羅臼のダイビング、一本目が楽しすぎたのですぐにもう1本目!、、、、と行きたいところですが、浜に上がって昼飯を食って休みます。浜の番屋のようなダイビングハウスでインストラクターさん達と雑談をしつつ昼飯を食べ、そろそろ海に行くかと準備をしていると。。。
何だかカモメ達がいっせいに騒ぎ出したので浜に飛び出て眺めて見ると、、、小さな黒い鳥が勢いよく海に飛び込んだりして大騒ぎをしています。
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ウトウです。海にダイブして魚を捕っているようです。ウトウは天売島で2008年5月に見て以来、久し振りの再会。しかし彼らは体が小さい上に勢いよく海に突っ込んでいくので撮影するのは至難。。。
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彼らが突っ込んでいる海に潜れたら面白そうです。嘴で突っつかれたりするのかな?いつかはやってみたい。

ウトウを眺めた後は浜に。ダイビングの準備です。
海を潜る準備をしていたら浜に打ちあがりかけているクラゲがいました。キタミズクラゲ。早速妻が触りに行きます。ゼリー状でぶよぶよして触ると気持ちいい。相手には迷惑だろうけど。。。
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再び知床の海の中へ

入った海は相変わらずコンブだらけ。美しいです。
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しかし、海に入ってすぐに、やらかしてしまいました。フィンを使って泳ぐわけですが、妙に足が軽い。。。フィンが外れてしまった!そしてコンブの林の中に埋もれてどこにいったかわからない・・・。視界も狭いし体の自由も利かないし。半分泣きながらインストラクターのお姉さんに助けを請います。
さすがプロで、すぐにフィンを見つけてくれましたが、私はわさわさ生えたコンブに視界が遮られて、全長50cmくらいある派手な黄色のフィンの行方が全然わからなかった。。。サンゴの海ではフィンを落としても見失うことはまず無いのですが、コンブの海は物を落としたら再び見つけるのは難しかったです。

気を取り直してヤナギクラゲ。尾を引く足(?)が長くてきれいなクラゲです。
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ホヤの仲間、アカボヤ。あまり食欲が湧く見た目ではないですが、旨い。東北地方北部の太平洋岸の珍味です。
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クモヒトデの大群が海の底に。こいつは八重山の海でも良く見たけどこんな大群では見たことが無いです。
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大群が蠢く様はなかなか壮観。せっかくですので動画を撮ってきました。一見の価値があると思います。

海藻類が織りなす不思議な海中景観を堪能する

二本目後半は個別のちっこい生き物を狙わず、相変わらずコンブやホンダワラの海藻の森の中の明るい景観を楽しむことにしました。

私は変わった生物一種の写真を撮るより、普通種でも生物が織りなす海中景観を全体的に眺めるのが好きです。そういった意味ではこの海藻の海は衝撃でした。

濁りが強いのも、栄養塩が豊富でプランクトンが湧いているから、、、かな?

ホンダワラの森。

ホンダワラやコンブをかき分けるようにして泳ぐ不思議なダイビングでした。

アザラシもこんな海を泳いで魚を探しているのでしょうかね。

何重・何層もの海藻類が繁茂している海藻の楽園でした。

名残惜しいですが海藻の海のダイビングも終了。真夏でも海水温が20度に行かない羅臼の海は、やはり寒いのだけれども、それでもやっぱり豊饒な豊かな海の片鱗を見せてくれたように思います。

少しはアザラシの気分に近づけたような気もしますし、またサケやマスの遡上が盛んな秋になると様子が異なるようで、また知床の海の中を見に来たいな、、、と思いました。そしていつかは流氷ダイビング!

さて、北海道の旅は続きます!旅の記録の続きはこちら。

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