先回は落ち着いてきた単身赴任暮らしのうち、書斎(PC)スペースを紹介しました。今回は我が家のキッチンの様子。
この家は仮住まいの借家なのでキッチンも当然既製品。90年代後半に建てられた家なので、まぁその頃の標準的なキッチンがついています。世帯用の家なのでキッチンは広いですし、使い勝手は決して悪くないのですが、、、一番困ったのが、カビが大発生すること!!!
我が家は谷間にあり、山やら畑に囲まれているのでなんとも湿気が凄まじいのです。
初夏の頃は台所でも置いているまな板、箸などのカトラリー、味醂や焼肉のタレのボトルの蓋の中(冷蔵庫が無かったので常温保存をしていた)、布巾にカビが生えました。台所以外でも革靴、山用のザック、通勤用カバンのポケットの中、一回も着ていないスーツ、洗っておいてパッケージに入れておいたダイビング用のフィンやウェットスーツ、、等々あらゆるものがカビたのです。特にキッチン用品は、素材が金属でもプラスチックでも木でも、置き場所がキッチンの作業台の上でも床でも棚でも、重力に任せて置いて置くと設置面からカビて、ナウシカの腐海に出てきそうなフワフワが生えてきてしまう。
なんとも凄まじい土地に来てしまったものだと思いました。それ以来カビとの戦いです。我が家のキッチンの具合はこんな様子になりました。
可能な限り、あらゆるものを吊るす。オサレっぽいから吊っているのではなくカビから逃げるために吊るす。キッチンの手元照明蛍光灯スペースに、二本の突っ張り棒を渡しS字フックで吊っています。
左から生のニンニク、皿代わりの大学時代から使っている山用コッヘル(無名メーカー・確か札幌の秀岳荘で購入)、これも山道具だったUNIFRAMEのチタン製先割れスプーン、最近購入した柳宗理の穴あきトング、香港でも見かけた横浜中華街で100円で購入した蓮華。snowpeakのチタンカップ300mlと450ml。このマグカップも山などの屋外で使っていたものですが物を増やしたくないので普段使いに。この右側にもキッチングッズではない腕時計、サングラスなどあらゆるものが吊られています。
鍋たちもカビてくるので、全部吊るす。キッチンに出窓があったので、ここに突っ張り棒を渡して吊り下げています。
ここでも紹介した本来山道具として使っていたUNIFRAMEのケトルとコーヒーサーバーも鍋代わりとして活躍しています。ぶら下がっています。右側には合羽橋で購入した山田工業所の中華鍋とその蓋。刃池インのカーテンは昭和っぽい感じですが、私が越したときから置かれているもの・・・。変えていいのかな?
台所の壁に磁石がくっつくことを発見したので、カトラリーや小型の調理器具は、、、
セリアの強力マグネットを使って壁に貼り付けています。一人暮らしなのでカトラリーの数もそんにありませんので。。。
ちょっと別の角度から。
写真のとおり、若林工業さんの鉄製中華お玉も磁石でがっちりくっつくし、大学1年からの相棒の万能包丁も魚用の出刃包丁も背側のわずかな設置面で固定できます。包丁は刃の側面を固定したほうががっちり固定できますが、がっちり固定になりすぎて、包丁を壁から外すときマグネットも刃の側面にくっついてきて使い勝手は悪い。背面固定だと、壁から包丁を外すときマグネットは壁側に残る程の接着力。もちろん包丁が落ちてくる心配も無いくらいのバランスの良い接着力です。また我が家の場合なるべくモノとモノの設置面積を減らさないとカビてくるかもという事情もあり背面固定に・・・。
セリアのこの強力マグネットは100円で2~8個くらい入っています(サイズによって入っている数が異なる)が非常に優秀です。
この布陣でキッチンがカビから逃れられるといいのですが、、、。ひとまず梅雨が終わって以降は気候も安定していることもありカビは生えていなさそうです。
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